空き家の草刈でおすすめの業者はどこ?
一軒家を所有している方や、空き家を所有している方にとって、最も厄介なのが雑草の草刈りです。
特に遠方の空き家となると管理が行き届かないことから、業者に発注する方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家の草刈りを依頼する上でおすすめの業者をご紹介します。造園業者や草刈り専門業者、ホームセンターからシルバー人材センターまで、特徴や費用相場を詳しくご説明します。後半では、費用を抑えるコツ3選もご紹介します。
「草刈を業者に依頼しようと思っているが、どのような選択肢があるか分からないので知りたい」と言う方。
このコラムを読めば、あなたに最適な業者が分かります。
最後までぜひご覧ください。
- 草刈りを依頼できる業者
- 草刈りを依頼する際にかかる費用
- 草刈りの費用を抑える方法
目次
草刈りを依頼できる業者
まず、草刈りのサービスを提供している業者は主に以下の通りです。
- 造園業者
- 草刈り専門業者
- ホームセンター
- 便利屋
- シルバー人材センター
草刈り業者の選定におけるメリット・デメリット
造園業者や草刈り専門業者、ホームセンターは、俗にいうプロが仕事をしてくれます。
これらの業者に依頼するメリットは以下の通りです。
- ある程度のクオリティが確保される。
- 雑草と観葉植物の見分けをつく目が養われていることから、「大切な木や花も刈ってしまった」ということが発生しにくい。
- 草抜きや防草処理(防草シート・砂利などの施工)も対応できる。
一方、シルバー人材センターなどに比べると、コストは高くつく場合が多いようです。
シルバー人材センターや便利屋は生活で発生する様々なお困りごとを幅広く依頼することができる一方、造園に関しては素人である場合もあります。クオリティや業務内容面では、プロに劣る可能性があります。また、急斜面など難易度が高い作業となると、断れる場合もあるようです。
そもそも、いくらかかる?
まずは、草刈りにかかる費用について、その設定や相場について簡単にご説明します。
草刈りの料金設定について
草刈りの料金設定は、面積もしくは作業時間によって設定されることが一般的です。
造園業者などプロの場合は、「〇〇㎡にあたり〇円」というように面積によって設定されています。
一方、シルバー人材センターの場合は「1時間にあたり〇〇円」というように作業時価によって設定されています。
この基本料金に加え、オプションとしての追加料金を合わせたものが費用の全体となります。
追加料金としては、以下のようなものがあります。
- 刈草の回収・ゴミ袋詰め:50㎡で数千円
- 50cmを超える長い草丈での作業:+1,500円~3,000円
- 竹や笹など刈りづらい植物がある場合:+1,500円~3,000円
- ハチの巣駆除:+7,000円~12,000円
- 急斜面における作業:+3,000~5,000円
“草抜き”の場合はより高価になる
草刈りと草抜きの違いがあります。
草刈りは、そのまま草を茎から切る意味で、根っこは残ったままとなります。
草抜きは、根っこから抜くことを指します。
雑草は再生力が強いため、草抜きの方が防草の効果は高いと言えます。しかし、その分労力がかかることから、料金が高い傾向にあります。
またシルバー人材センターの場合は、草刈りしか草抜きは発注できないことも多いようです。
空き家の草刈りの料金相場
例えば空き家において、面積50㎡(約15坪・約30畳)の草刈りを依頼する場合、基本料金が約10,000円。回収とゴミ詰めの追加料金で1万円~2万円程度が相場となります。
草丈が長い場合など、先ほどご紹介した追加料金が発生するとより高くなります。
草刈りの費用を抑えるコツ
では、草刈りの費用を抑えるコツについてご紹介します。
- 自分でできる作業は自分で行う
- 業者の相見積もりを取る
- シルバー人材センターを活用する
コツ①自分でできる作業は自分で行う
コツの1つ目は、自分でできる作業は自分で行うことです。
先ほどもご紹介した通り、草刈りには基本単価があるものの、追加料金が入ってくると想定以上の金額になってしまいます。
自分でできる作業は自分で行い、ある程度以上のことはプロにお任せすると安く仕上げることができます。
特に、草刈りで発生した雑草のごみについては、自分でまとめて家庭用ごみとして捨てることで費用を抑えることができます。プロやシルバー人材センターの場合でも処分費は別途請求されることが多いため、そういった作業をすることで費用を浮かしましょう。
コツ②-1: 複数業者の相見積もりを取る~くらしのマーケット~
コツの2つ目は、複数業者の相見積もりを取ることです。
複数の業者に見積もりを取ることで、費用相場を知ることができ、最適・最安な業者を選定することができます。
業者を比較検討できるサイトとして、「くらしのマーケット」がおすすめです。
くらしのマーケットは、日常の暮らしで発生する様々な困りごとを発注できるサイトです。
発注できる業務は多岐にわたり草刈り以外にも不用品の処分やクリーニング、エアコン清掃などが挙げられます。
「草刈り ○○市」と検索すると、地域の各業者の口コミや料金がランキング形式で表示され、選ぶことができます。
くらしのマーケットでの発注方法は、各業者との個別のやりとりとなります。
まずくらしのマーケット内の予約ボタンをクリックして予約を行い、草の状況写真をメッセージへ添付して送ります。その後、業者から予約確認と見積もりの連絡が届きます。後は予約日時に作業され、予約時に選択された方法で作業料金を支払うだけです。
- 業者がランキング形式で掲載されているため、費用相場が分かりやすい。
- 費用相場の確認だけでも使える。
- 業者の顔写真が表示されるため安心感がある。
- 口コミ機能で過去の発注者の感想をみることができる。
- 結局、発注は一社一社個別で行うため、一括見積サイトに比べると相見積もりの手間がかかる。
参考: くらしのマーケット – くらべておトク、プロのお仕事。
コツ②-2: 複数業者の相見積もりを取る~ミツモア~
業者に一括で見積もりを取ることができるのが、「ミツモア」というサイトです。
草刈りと検索すると、ポップアップで様々な質問がなされます。
質問内容は「依頼方法は何ですか」「面積は何㎡ですか」「除草の方法は刈るだけか、根からとるかどちらですか」「無料で利用できる駐車場はありますか」など、見積もりを作成するにあたり必要となる要素です。
全ての質問に答えて、メールアドレスを入力すると、数分で複数の業者から簡易見積もりが届きます。
あとはミツモア上のチャット機能で業者とやりとりを行い、写真の送信や現地調査を行ってもらい正式な見積もりを取り、発注します。
- ミツモアサイト上の質問機能に答えていくだけで、希望する草刈りの条件が設定され複数業者から瞬時に見積もりを取ることができる。
- チャット機能で各業者とやりとりできるため、個人情報の開示が最小限で済む。
- メールアドレスを入力しなければ料金の相場すらわからないため、相場の確認には不向き。
コツ③シルバー人材センターを活用する
コツの3つ目は、シルバー人材センター活用することです。
業者とは異なり、地域の高齢者の方に草刈りを発注するのが、シルバー人材センターです。
シルバー人材センターは、働く意欲のある地域の高齢者の方に向けて、草刈りなどの簡易な業務の発注を行うことができる組織です。
都道府県知事の許可を受けて、各市区町村に設置されています。
シルバー人材センターの場合は作業時間により設定されます。
例えば大阪府県東大阪市のシルバー人材センターの場合は、手作業での除草で税込1,210円/1時間~、機械を使用した草刈で税込1,540円/1時間~が基本料金となります。市区町村により多少時給の変化や作業員による効率の違いはあるものの、平坦ですぐに草刈りが終わるなら、安く済む可能性が高いでしょう。
参考: 単価表
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、草刈りを依頼する業者の一覧や費用相場、費用を抑えるコツをご紹介しました。
草刈りを依頼できる先は様々ですが、草抜きや防草も含め作業内容が複雑な場合は、プロである造園業者や草刈り専門業者、ホームセンターに依頼するのが良いでしょう。
草刈りの料金は基本料金と追加料金が存在します。
費用を抑えたい場合は、追加料金が発生するような作業は自らで行うのがよいでしょう。
その他、複数の業者に相見積もりを取ることも効果的です。
面積が小さく、すぐに終わるような場合であれば、時間単価で設定されるシルバー人材センターに発注するのもよいでしょう。
お得に草刈りを発注し、素敵なお庭を手に入れましょう。
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