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空き家管理サービス8社を比較!料金やサービス内容や、代行サービスのメリットデメリットを解説

空き家管理サービス

空き家を所有している方にとって、空き家の管理にかかる工数は悩みのタネであることが多いでしょう。そのため、代行サービスとして空き家管理サービスの利用を検討するのは一つの方法ですが、利用にはメリットもデメリットもあります。
また、会社によって特徴が異なることから、空き家管理サービスを検討する前にしっかり比較しておくことがおすすめです。この記事では空き家管理サービスのメリットとデメリット、おすすめの会社をご解説します。

この記事で分かること

  • 空き家の管理が必要な理由
  • 空き家管理サービスの特徴
  • 空き家管理サービスのメリットデメリット
  • 空き家管理サービス8社の比較

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なぜ空き家管理が必要?

空き家管理
空き家を放置することにはリスクが高く、おすすめできません。なぜなら平成26年に国土交通省から「空家等対策の推進に関する特別措置法」が交付されており、この法律によって空き家を放置することに大きなデメリットが発生するからです。そのため、空き家を所有している売主は、空き家にまつわる次のような状況を把握しておく必要があります。

空き家管理法について

上記の法律は通称、空き家管理法と呼ばれており、増え続ける空き家問題を抑制するのが目的となっています。
たとえば実家を相続したものの遠方のため活用することができず、所有者が家の点検や草むしりといった管理を実施できないまま放置されることは多いです。そして、こうした空き家を放置しておくことで自然災害の影響によって倒壊する可能性が高くなることから、解体や管理といった是正命令や固定資産税の優遇除外といった対策を実施できるようになりました。このような特定空き家に認定されてしまった場合、売主の費用負担は大きくなってしまいます。
このことからも、空き家の管理は売主にとって非常に重要な問題といえます。

特定空き家については、こちらの記事もご覧ください。
空き家の行政代執行が適用されるケースとは?

空き家問題の現状とその影響

国土交通省が公開しているデータによると、中古戸建の数は年々増加しており、その中でも空き家率は2018年時点で13.6%を超えることになりました。つまり、空き家の数は年々増加しており、管理サービスの重要性は増す一方といえます。
また、人口減少により地方で不動産を売却することが難しくなっていることから、空き家活用とサービスを利用した巡回点検については十分に検討すべきといえます。

空き家管理業者の選び方

選び方
空き家管理のサービスを提供している業者を選ぶ際には、サービス内容が重要です。たとえば料金の比較をした場合でも、60分で9,900円であったり月額制であるなど統一されていないことが多いです。また、雑草の草むしりだけでなく、室内の清掃や庭木の選定、水道の通水と建物の雨漏りチェック、換気の確認、不審者防止のための巡回など多くの管理項目があります。
これらを組み合わせることで料金が決まることから、どのサービスを利用したいのかをあらかじめ決めておくことがポイントです。

業者委託のメリットとデメリット

この章では、空き家管理サービスを業務委託する際のメリットとデメリットについて、解説します。空き家の所有者で自己管理できていない人は、参考にしてください。

空き家管理サービスを業務委託するメリット

空き家管理のプロにサポートを依頼するメリットは、管理工数が減ることに他なりません。前述した特定空き家への認定を避けるためにも、空き家は定期的に巡回し管理すべきです。
しかし、遠方にある物件は現実的に所有者が管理することは難しく、不動産会社を通じて売却をしようとしても売れるまでは家屋の破損をチェックする義務があります。こうした工数を削減するという意味で空き家管理サービスの利用はおすすめです。
このサービスは所有者が希望する作業内容に応じてサービスのプランをカスタマイズすることができ、さらに実施した際の報告もしてもらえます。つまり、所有者が現地で目視をしなくとも家の状況を把握することができるという点が、メリットといえます。
また、業者によってはゴミの片付けや簡単な掃き掃除、郵便物などの投函物の回収をお願いできることもあるため、どこまでサポートしてくれるかも合わせてチェックすることをおすすめします。

空き家管理サービスを業務委託するデメリット

空き家管理サービスのデメリットは、費用がかかるという点です。依頼する内容が増えるだけ所有者の管理工数は減りますが、その分費用負担が大きくなることを知っておくべきです。さらに、実施内容の報告書を提示されることになりますが、破損箇所や雨漏りなどの修繕費は別費用となります。
このことからも、空き家を維持するためのランニングコストになってしまうという点が、デメリットといえます。

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おすすめの空き家管理サービス8社を比較

この章では、おすすめの空き家管理サービス会社を8社紹介します。それぞれの会社に特徴があることから、自分に合った会社を選ぶ際の参考にしてください。
それぞれのサービスの詳細は、以下の一括比較表のあとに記載しています。
(こちらの記事の内容はサービスの内容等を保証するものではありません。詳細は、各サービスの公式ページでご確認ください。)

一括比較表

空き家管理サービス名 運営会社 対応エリア 料金
東京ガス 実家のお守り 東京ガス 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県 9,900円/50分、11,000円/60分、14,300円/90分
大東建託パートナーズ空き家管理サービス 大東建託パートナーズ株式会社 全国 11,000円(内外部巡回サービス)、5,500 円(外部巡回サービス)、8,800 円(マンション巡回サービス)
Livness 大和ライフネクスト株式会社 全国 11,000円(戸建てプラン)、9,900 円(マンションプラン)
日本空き家サポート 株式会社L&F 全国 5,500円(ライトプラン、マンション管理プラン)、11,000 円(スタンダードプラン)、14,300 円(スタンダードプラスプラン)
空き家のみまもりサービス 日本郵便株式会社 全国 1回980円(定期訪問)
空き家みまもりサービス 安江工務店 愛知県内 (設楽町・東栄町・豊根村は除く) 6,000円(屋外のみプラン、屋内のみプラン、マンション管理プラン)、11,000 円(基本安心プラン)
HOME ALSOK るすたくサービス 綜合警備保障株式会社 全国 2,200円〜5,500円
空き家あんしん管理 NPO法人空家・空地管理センター 北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、長野県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、沖縄県 2,750円(空き家安心管理)6,600円(空き家安心管理プラス)

東京ガス 実家のお守り

運営会社 東京ガス

対応エリア 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
料金 9,900円/50分、11,000円/60分、14,300円/90分
サービス内容 換気、通水、外観・内観確認、草木の確認、簡易清掃、郵便回収、写真報告、草むしり(庭・玄関周り)

東京ガス実家のお守りは東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県のそれぞれ一部を対応エリアとしており、換気、通水、外観・内観確認、草木の確認、簡易清掃、郵便物回収、写真報告が基本サービスです。また、50分、60分、90分とコースが分かれており、それぞれ税込みで9,900円、11,000円、14,300円が料金となっています。
このように、空き家の管理に必要な項目はどのコースでも入っていることから、比較的コースを選びやすい業者といえます。

大東建託パートナーズ

運営会社 大東建託パートナーズ株式会社
対応エリア 全国
料金 11,000円(内外部巡回サービス)、5,500 円(外部巡回サービス)、8,800 円(マンション巡回サービス)
サービス内容 外部確認、清掃・除草、室内確認・清掃、換気・通水、巡回報告書、郵便物の転送サービス、災害時臨時巡回

大東建託パートナーズはマンション管理を主要業態としている会社であることから、細かな巡回サービスに向いています。費用は外部巡回サービスで5,500円/回、マンション巡回サービスで8,800円/回、内外部巡回サービスで11,000円/回となっており、外部巡回サービスは室内確認と換気清掃、通水がなく、マンション巡回サービスは外部確認清掃と除草がありません。
このことからも、ある程度価格帯に応じてサービスがパッケージ化されているという特徴があります。

Livness

運営会社 大和ライフネクスト株式会社
対応エリア 全国
料金 11,000円(戸建てプラン)、9,900 円(マンションプラン)
サービス内容 機械警備・緊急時駆けつけ(ALSOKのホームセキュリティ)有人巡回、通水、ポスト整理、通風・換気、庭・庭木確認、簡易清掃、巡回報告、不動産活用コンサルティング

大和ライフネクスト株式会社が運営するLivnessは大手大和ハウスグループであることから、安心して業務委託することができます。サービス内容は11,000円/回の戸建てプランと、9,900円/回のマンションプランの2つとなっており、他社に比べてサービスの選択肢は少ないものの漏れなく管理を依頼することができます。
つまり、プランを選ぶ工数を減らし、さらに大手に依頼したい人におすすめの業者といえます。

日本空き家サポート

運営会社 株式会社L&F
対応エリア 全国
料金 5,500円(ライトプラン、マンション管理プラン)、11,000 円(スタンダードプラン)、14,300 円(スタンダードプラスプラン)
サービス内容 郵便受け確認、簡易清掃/ゴミ拾い、建物外部目視点検、災害等緊急時の無料点検、庭木の確認、防犯確認全室換気、通水、簡易清掃、雨漏り・カビ確認、緊急時の無料巡回点検

株式会社L&Fが運営する日本空き家サポートは、空き家管理レポートをクラウドで報告してくれることから、管理の履歴をマイページで確認できるという特徴があります。また、費用は30分で5,500円/回のライトプラン、60分で11,000円/回のスタンダードプラン、90分で14,300円/回のスタンダードプラスプランがあり、これとは別にマンションプランもあるそうです。
このように、管理の履歴を効率よく管理したい人に向いている業者です。

空き家のみまもりサービス

運営会社 日本郵便株式会社
対応エリア 全国
料金 1回980円(定期訪問)
サービス内容 住宅外観、庭木・雑草、郵便受箱、不法投棄の有無、玄関の施錠、玄関周辺、隣家への越境物の有無の確認

日本郵政が募集期間2022年10月28日~2023年1月末まで、サービス提供期間2023年2月~2024年1月で100名に行ったサービスです。
近くの郵便局社員が状況を確認し、報告します。基本的には確認のみのサービスですが、オプション料金で通風・通水サービス等もあるようです。
モニターの募集は締め切られており、現在はサービスの申し込みは行っていないようです。

空き家みまもりサービス

運営会社 安江工務店
対応エリア 愛知県内 (設楽町・東栄町・豊根村は除く)
料金 6,000円(屋外のみプラン、屋内のみプラン、マンション管理プラン)、11,000 円(基本安心プラン)
サービス内容 換気、巡回、草むしりなど

空き家みまもりサービスは注文住宅を建築している安江工務店が運営しており、屋内のみもしくは屋外のみであれば6,000円/回となってます。また、屋内外の巡回管理を依頼した場合でも10,000円/回であることから、比較的費用は安目といえます。
さらに、2023年12月31日までの申し込みであれば3,000円のオプション価格となる草むしりを0円にすることができるようなので、早急に空き家管理サービルを利用したい人は早目に検討することをおすすめします。

HOME ALSOK るすたくサービス

運営会社 綜合警備保障株式会社
対応エリア 全国
料金 2,200円〜5,500円
サービス内容 見回りサービス、投函物整頓サービス、ホームセキュリティ、換気、通水

警備会社で有名なALSOKからはるすたくサービスというサービスが提供されており、空き家の管理だけでなく防犯という側面にも強みがあります。また、、一般価格で月額4,400円、ホームセキュリティユーザー向けで月額2,200円となっています。さらに、見回りと投稿物整頓、ホームセキュリティを全て依頼できる、るすたくセキュリティパックという商品もあり、こちらは月額5,500円です。

空き家あんしん管理

運営会社 NPO法人空家・空地管理センター
対応エリア 北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、長野県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、沖縄県
料金 2,750円(空き家安心管理)6,600円(空き家安心管理プラス)
サービス内容 建物外観の目視確認、草木の目視確認、ポスト掃除、敷地内ごみ拾い、換気、通水、巡回報告、近隣クレーム一次対応

NPO法人空家・空地管理センターが提供する空き家あんしん管理は、月1回、定期的に家の異常を確認し、ご契約者様へご報告してくれるサービスです。2750円からとリーズナブルな価格から設定されているところが魅力です。
オプションメニューとして、追加料金を支払えば草刈りや剪定、家財処分、害虫駆除、雪下ろしなども行っています。

空き家管理に困った時の対処方法

対処法
空き家管理はサービス会社と業務委託することで管理工数を下げることができますが、費用がかかるため永続して利用する所有者は少ないです。そのため、最終的には次のような対処方法を選択する所有者もいます。

空き家を活用する

空き家を自分で活用したり他人に貸すなど、有効活用するという方法はおすすめです。この方法であれば居住者が快適な住環境を維持するために管理を行うため、費用はかかりません。また、賃貸にだす場合は賃料を得ることもでき、空き家を活用した資産形成をすることができます。

空き家を売却する

空き家を貸すのではなく、不動産会社を通じて売却してしまうという方法もあります。この場合は不動産の所有権を放棄することになりますが、管理の責任から逃れることができ利益を一度に得ることができます。
ただし、空き家の所有期間によっては税金が高くなることもあるため、売却する際には手残り額を正確に計算する必要があります。

まとめ

空き家は放置すると様々なリスクがあるため、遠方の場合や対応する時間が無い場合には空き家管理サービスなどを利用して維持管理を行うことがおすすめです。
ただし空き家の管理にはサービスの利用料はもちろん、固定資産税や修繕費など様々な費用が発生します。将来的に活用する予定が無い場合には売却するのをおすすめします。
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