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和歌山の空き家補助金を解説ー解体・リフォームなどで活用!申請の流れや注意点も

空き家 補助金 和歌山

「和歌山県にある実家を相続する予定だが、改修費や片付け費用がどこまでかかるのか分からない」「解体したい気持ちはあるものの、自己負担が大きくて動けない」
和歌山県で空き家を所有している方や、これから実家を相続する予定の方は、このような費用面の不安を抱えているのではないでしょうか。空き家は所有しているだけでも管理の手間や固定費がかかるため、活用、売却、解体の方向性を早めに決めることが大切です。
和歌山県内の自治体では、空き家の改修、解体、取得、家財処分などに使える補助金制度が設けられています。条件に合う補助金があれば、空き家の改修や解体にかかる費用負担を抑えられます。
ただし、補助金の内容は自治体ごとに異なります。申請できる人、対象となる工事、申請時期は制度ごとに違うため、契約や着工を先に進めると対象外になることもあります。補助対象や申請条件、申請のタイミングを事前に確認しておくことが大切です。
本記事では、和歌山県で使える空き家補助金の主な種類、申請時に見落としやすい注意点、補助金を使っても費用負担が重い場合の考え方まで解説します。補助金を使って進めるべきか、売却も含めて考えるべきかを判断する際の参考としてお役立てください。

この記事でわかること

  • 和歌山県で使える空き家補助金の主な種類
  • 補助金を探すときに確認したい条件と注意点
  • 申請前に揃えたい書類と手続きの流れ
  • 補助金だけでは対応しにくい空き家の対処法
  • 空き家を持ち続けるか、売却や活用を進めるかの判断軸

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和歌山県の空き家問題、現状は?

和歌山県は、全国的に見ても空き家率が高い県です。総務省の「令和5年住宅・土地統計調査住宅数概数集計(速報集計)」によると、和歌山県の総住宅数は49.7万戸で、空き家は10.5万戸あります。空き家率は21.2%で、全国平均の13.8%を大きく上回っており、徳島県と並んで全国で最も高い水準です。
和歌山県では、住宅およそ5戸に1戸が空き家という状況です。空き家の数だけでなく、使われ方にも注意が必要です。賃貸用や売却用、別荘などの二次的住宅を除いた空き家は6.0万戸あり、総住宅数に占める割合は12.0%でした。2018年の11.2%から上昇しており、市場に出にくい空き家が増えていることがうかがえます。
相続した実家など、今後住む予定がない住宅でも、所有している限りは管理や維持に手間と費用がかかります。対応を決めないまま時間がたつと、建物の老朽化が進み、改修や売却、解体といった選択肢も取りにくくなります。和歌山県で空き家を所有している場合は、空き家への対応にかかる費用を抑えるためにも、県内で使える補助金制度を早めに確認することが大切です。
【参考:令和5年住宅・土地統計調査住宅数概数集計(速報集計)結果

空き家問題解決策のひとつ「補助金制度」

空き家の負担を軽くする方法のひとつが、補助金制度の活用です。改修、解体、家財処分などにかかる費用の一部について補助を受けられるため、自己負担を抑えながら空き家の整理や活用を進めやすくなります。
特に、費用負担の大きさから対応を先送りしている場合は、補助金を使えるかどうかで選べる対応が変わります。自己負担が重くて解体に踏み切れない、家財の片付けまで手が回らないといった場合でも、補助金の対象になれば対応を進めやすくなります。
ただし、補助金は申請すれば必ず使えるわけではありません。対象となる住宅や工事、申請できる人、受付期間は制度ごとに異なります。さらに、申請前に契約や着工をすると対象外になる場合もあるため、金額だけでなく、対象条件や申請の手順まで事前に確認しておくことが大切です。

和歌山県で使える空き家関連補助金

和歌山県の空き家関連補助金は、県内どこでも同じ内容を使えるわけではありません。制度の内容や対象経費は市町村ごとに異なるため、空き家がある自治体の情報を確認する必要があります。
補助金を調べるときは、空き家をどうしたいのかを先に整理しておくことが大切です。改修したいのか、解体したいのか、取得して活用したいのかによって、確認すべき制度は変わります。目的が定まらないまま探すと、自分に合った制度を見つけにくくなります。
以下では、和歌山県内で活用できる補助金を、リフォーム・解体・取得・家財処理などの目的別に紹介します。

空き家のリフォーム・改修に関する補助金

リフォームや改修に関する補助金は、空き家を住める状態に整えたい場合や、活用に向けて手を入れたい場合に確認したい制度です。和歌山県内では、移住者の居住や空き家バンク登録物件の活用を前提とする制度が多く、居住者の条件や物件の要件によって補助対象が異なります。
補助額だけでなく、空き家バンク登録が必要か、移住者向けの条件があるか、一定期間の定住が求められるか、契約前の申請が必要かどうかまで確認しておきましょう。

市町村名 補助金制度名 補助上限額/補助率 主な条件
かつらぎ町 かつらぎ町空き家活用事業補助金(空き家改修事業) 上限100万円/補助対象経費の2分の1以内 空き家バンク利用登録者で10年活用意思、親族間契約不可、県内事業者施工、契約前に住宅調査など
有田市 移住推進空き家・空き地活用補助金 上限80万円(最大100万円)/3分の2 空き家バンク物件を取得・賃貸し居住、市外移住者、10年居住意思、税滞納なしなど
新宮市 新宮市空き家改修助成金 上限50万円/1/2 県外移住者が居住、県補助対象物件、税滞納なし、一般的リフォーム対象
那智勝浦町 那智勝浦町空き家改修支援事業補助金 上限100万円/3分の2 町外移住者の居住用改修、購入・賃借も対象、工事前申請必須
紀美野町 移住推進空き家リノベーション補助金 上限100万円/3分の2以内 町登録物件、契約後1年未満、10年以上定住意思、事前申請、年度内完了など
日高川町 日高川町空き家改修支援事業補助金 上限80万円/1/2以内 町外移住者、親族間契約不可、過去補助受給者対象外
みなべ町 みなべ町空き家改修支援事業補助金 上限80万円/3分の2 空き家バンク登録物件、契約前調査、県内事業者施工、DIY不可など
湯浅町 湯浅町空き家改修事業補助金 上限100万円/3分の2以内 築20年以上空き家、移住者条件あり、親族契約不可、県内業者施工など
海南市 海南市空家リフォーム工事補助事業 上限100万円(最大120万円)/3分の2 市外から移住、90日以上空き家、転居前後申請、3年以上市外居住など
田辺市 田辺市移住推進空き家活用事業補助金 上限80万円/1/2以内 税滞納なし、県外移住者向け活用、親族居住は対象外、貸家業者対象外

空き家の解体に関する補助金

解体に関する補助金は、老朽化が進み、活用や維持が難しくなった空き家を整理したい場合に確認したい制度です。和歌山県内では、不良空家や老朽危険空家としての認定、一定期間の空き家の状態、周辺への危険性などを条件とする制度が多く見られます。
所有者や相続人に限られる場合や、工事前の申請が必要な場合もあるため、解体の準備に入る前に要件を確認しておく必要があります。

市町村名 補助金制度名 補助上限額/補助率 主な条件
紀の川市 不良空家の除却に係る補助金 上限100万円/5分の4(※条件あり) 市内建築物、1年以上未使用、同一敷地に居住者なし、不良空家認定など(※令和7年度受付終了)
海南市 老朽危険空家除却工事補助事業 上限50万円/3分の2 市認定空家、1年以上未使用、所得制限あり、税滞納なしなど
かつらぎ町 かつらぎ町不良空家除却補助金 上限50万円/5分の4 所有者等対象、事前申請、登録業者施工、建物・工作物を全除却
有田川町 有田川町不良空家除却補助金 上限50万円/3分の2 1年以上未使用、不良空家判定100点以上、所有者等対象、周辺への悪影響あり
広川町 広川町空き家解体処理費補助金制度 上限50万円 個人所有、5年以上未居住、築40年以上、重複補助なしなど
串本町 串本町不良空家等除却補助金 上限50万円/3分の2 1年以上未使用、不良度100点以上、税滞納なし、共有者同意など
白浜町 白浜町不良空家等除却補助金制度 上限60万円/3分の2 1年以上未居住、不良空家判定100点以上、所有者等対象

空き家の取得に関する補助金

取得に関する補助金は、空き家を購入して住む予定がある場合に確認したい制度です。支援の対象は購入費そのものだけでなく、移住や定住を後押しする目的で設けられていることも多く、対象になるかどうかは申請者の条件によって変わりやすい傾向があります。
空き家バンク登録物件かどうか、世帯構成や年齢要件、定住期間などをあわせて確認しておきましょう。取得費に目が向きやすい制度ですが、実際には居住条件を満たせるかどうかも重要なポイントです。

市町村名 補助金制度名 補助上限額/補助率 主な条件
有田市 移住推進空き家・空き地活用補助金 上限50万円/1/2(※条件により最大100万円) 空き家バンク物件購入、市外移住者、世帯主、税滞納なし、10年居住意思など
九度山町 九度山町空き家移住推進補助金制度 単身20万円/世帯30万円(最大50万円) 空き家バンク物件購入、親族取得不可、転入前居住歴なし、5年以上定住意思など
橋本市 橋本市空き家移住応援補助金(空き家取得) 最大20万円/1/2(加算あり) 空き家バンク物件取得、面積要件あり、転入条件、税滞納なしなど
みなべ町 みなべ町空き家バンク活用促進助成金(移住者向け) 一律30万円 空き家バンク物件利用、移住者、1年以内申請、10年以上定住意思、親族取引不可など
日高川町 日高川町空き家活用若者移住定住支援補助金 上限30万円(加算あり) 若者・子育て世帯対象、空き家利用、定住意思、地域活動参加、税滞納なしなど

空き家の家財処理に関する補助金

家財処理に関する補助金は、売却や活用の前に片付けが必要な場合に確認したい制度です。家具や家電、生活用品が残ったままだと次の手続きに進みにくいため、片付け費用の負担を抑えたい場合は確認しておきましょう。
空き家バンク登録との関係や、売買・賃貸との前後関係、申請できる人の条件は先に確認しておきたい点です。片付けを始めてから対象外と分かると進め方を変えにくいため、申請のタイミングまで含めて確認しておく必要があります。

市町村名 補助金制度名 補助上限額/補助率 主な条件
かつらぎ町
かつらぎ町空き家活用事業補助金(空き家片付け事業)
上限8万円/補助対象経費の10分の10以内
(1,000円未満切り捨て)
・空き家バンク登録者と利用登録者が売買・賃貸借契約を締結していること
・3親等以内の親族間契約は対象外
・県の同種補助金受給者は対象外
・利用登録者は10年間の活用意思があること
・対象は県内移住者、町内法人、町内個人事業主
有田市
空き家家財道具等処分支援事業費補助金
上限10万円/補助対象経費の10分の10以内
(1,000円未満切り捨て)
・空き家・空き地バンク登録の空き家所有者、または登録空き家を売買・賃貸借契約した市外在住者
・過去に同補助金の交付を受けていないこと
・市税滞納がないこと
・空き家所有者は交付後、成約まで3年間バンク登録を継続すること
和歌山市
移住者空き家改修等補助金交付事業(家財道具等処分費用)
上限10万円/補助対象経費の3分の2
(改修工事費用との合算で最大50万円の枠内で適用)
・和歌山県外からの移住者で、空き家バンクを通じて登録空き家を購入した者
・10年以上定住する意思があること
・市税滞納がないこと
・暴力団関係者でないこと
・売主の3親等以内の親族でないこと
日高川町
日高川町空き家家財片付け支援事業補助金
上限8万円/対象経費の2分の1以内 ・町外移住者が居住する住宅として、町内空き家を片付ける所有者等
・過去に本補助金の交付を受けた者は対象外
・ポータルサイト登録前または登録後成約前で、事業実施前の申請
・委託する場合は県内事業者を利用
・年度内に完了し、事業完了後5年以上活用すること

その他の補助金

空き家関連の支援には、改修、解体、取得、家財処理以外にも活用できる制度があります。仲介手数料の補助や、空き家を地域活性化に活用する取り組みへの支援など、対象となる場面が限られる制度も含まれます。件数は多くありませんが、他の補助金とは条件や使い方が異なる制度が含まれやすい区分です。

市町村名 補助金制度名 補助上限額/補助率 主な条件
御坊市
空き家仲介手数料補助金
売買:上限10万円
賃貸:上限5万円
・利用登録者と空き家の売買・賃貸借契約を締結した所有者
・3親等以内の親族との契約は対象外
・暴力団等と密接な関係がないこと
有田市
空き家・空き地バンク仲介手数料補助金
上限5万円/売買・賃貸借契約に係る仲介手数料の2分の1 ・空き家・空き地バンク登録の所有者、または利用登録のうえ契約した市外在住者
・和歌山県宅地建物取引業協会加盟業者の仲介で契約していること
・3親等以内の親族間契約は対象外
・過去に同補助金の交付を受けていないこと
・市税滞納がないこと
橋本市
空家再生インフルエンサー助成金
最大200万円/改修工事費用の2/3が助成対象 ・空家バンク取得物件で、3親等以内の親族間取引は対象外
・再生後10年以上、地域活性化施設として活用
・5年以上インフルエンサー活動を継続し、SNS月1回発信・DIY体験会3回以上・市の情報発信に協力
・当年度内に改修完了、市町村税滞納・反社会的勢力との関係がないこと

補助金を受けるための流れと注意点

空き家の補助金は、申請できる人や対象物件の条件だけでなく、申請から交付までの流れも制度ごとに決まっています。補助額だけを見て使えると判断すると、申請の順番を誤って対象外になることがあるため、注意が必要です。
特に先に確認したいのは、契約や工事の前に申請が必要かどうかです。改修や解体、家財処分の補助金では、申請前の着工や契約を対象外とする制度が少なくありません。見積もりを取る段階でも、まずは自治体窓口で対象になるかを確認しておくと、その後の手続きを進めやすくなります。
また、空き家バンク登録、移住者要件、一定期間の居住や活用予定など、空き家補助金ならではの条件が付く場合もあります。補助額だけで判断せず、申請者、物件、使い道の3点が制度の条件に当てはまるかを先に確認しておきましょう。

申請に必要な主な書類

必要書類は制度によって異なりますが、一般的には次のような書類が求められます。

・申請者本人を確認できる書類
・物件の所在地や所有関係を確認できる書類
・工事や処分の内容がわかる見積書
・空き家バンク登録に関する書類
・住民票、納税証明書、誓約書
・工事前の現況写真、位置図、平面図
・登記事項証明書

相続した空き家では、名義変更の状況によって追加書類が必要になる場合もあります。見積もり取得とあわせて自治体窓口で必要書類の一覧を確認し、申請者、物件、工事内容を説明できる状態にしておくと、申請を進めやすくなります。

申請する上での注意点や落とし穴

空き家補助金で起こりやすいのは、使えると思って準備を進めたあとに対象外と分かるケースです。工事や契約を先に進めてしまった、空き家バンク登録が必要だった、申請者の住所要件を満たしていなかったといった見落としは珍しくありません。
また、補助金は予算枠の範囲で運用されることが多く、年度の途中で受付が終わる場合があります。書類を揃えれば必ず交付されるとは限らないため、検討を始めた段階で自治体に確認しておくことが大切です。受付期間や予算状況まで確認しておくと、申請のタイミングを逃しにくくなります。
共有名義や相続未整理の空き家も注意が必要です。所有者の同意が揃わないと申請できない場合があり、補助金の申請前に名義や関係者の確認が必要になることもあります。迷う場合は、物件情報と所有状況がわかる資料を手元に置いたうえで相談すると、使える制度を確認しやすくなります。

補助金以外で空き家問題を解決する方法

補助金は費用負担を軽くする手段ですが、空き家の悩みをすべて解決できるわけではありません。物件の状態や権利関係、今後の使い道によっては、補助金以外の方法を選んだほうが対応を進めやすい場合もあります。
特に、老朽化が進んでいる空き家や、活用する予定が決まっていない空き家では、補助金を使うことだけに目を向けるのではなく、売却や解体も含めて今後の対応を考えることが大切です。空き家を持ち続けるのか、活用するのか、手放すのかを整理すると、状況に合った方法を選びやすくなります。

補助金だけでは難しいケースがある

補助金は負担軽減に役立ちますが、それだけで空き家の悩みを解消できるとは限りません。補助額が出ても自己負担が残り、改修費や解体費をまかなえないケースがあります。特に建物の傷みが大きい空き家では、補助金を使っても必要な費用を補いきれない場合があります。
申請には書類準備や事前相談が必要になりやすく、相続した空き家では所有者情報の確認にも時間がかかりがちです。遠方に住んでいて何度も現地や役所へ足を運べない場合は、補助金の利用申請自体が負担になることもあります。
また、改修や取得の補助金は、活用予定が決まっていることを前提とする制度が少なくありません。住む予定も貸す予定もなく、早く手放したい空き家では、補助金を使って整えるより、売却を含めた別の方法を考えたほうが進めやすい場合があります。補助金を探す前に、空き家を今後どうしたいのか、先に整理しておきましょう。

空き家を売却する

空き家に住む予定がなく、活用方法も決まっていない場合は、売却も現実的な選択肢です。補助金を使って改修や解体を進めても、その後の使い道がなければ、費用と手間だけが先にかかります。早めに売却へ切り替えることで、管理負担の長期化を防げる場合もあります。
特に、遠方にあって管理が難しい空き家や、残置物が多い空き家、老朽化が進んだ空き家は、管理の手間や維持費の負担が大きくなりやすい状況です。こうした物件は一般的な仲介では買い手が見つかりにくいため、空き家の買取を扱う不動産会社に相談すると、売却の方法や進め方が見えてきます。
空き家パスは、相続した実家や築年数の古い空き家、再建築不可物件、訳あり物件などの買取を行っています。解体や片付けに大きな費用をかける前に相談すれば、補助金を使うべきか、そのまま売却を考えるべきかを判断しやすくなります。空き家を今後どうするか迷っている段階でも、売却を選択肢に入れておくことで、対応の方向性を早めに整理できます。

関連記事:和歌山で空き家売却に強い買取業者5選ー選び方や買取のメリット・デメリットを解説

空き家バンクを活用する

空き家を売却するか活用するかで迷っている場合は、空き家バンクを使う方法もあります。空き家バンクは、自治体などが空き家情報を登録し、買いたい人や借りたい人につなぐ仕組みです。補助金の対象が空き家バンク登録物件に限られる制度もあるため、和歌山県内で支援制度を活用したい場合はあわせて確認しておきたい仕組みです。
空き家バンクの利点は、移住希望者や地域で住まいを探している人に情報を届けやすい点にあります。一般の不動産流通では動きにくい空き家でも、地域とのつながりを前提に探している人の目に留まる場合があります。補助金と組み合わせて使える制度もあり、改修や家財処分の負担を抑えながら成約につながるケースもあります。
一方で、登録すればすぐに買い手や借り手が決まるとは限りません。物件の状態や立地によっては成約まで時間がかかるため、早く手放したい場合は売却や買取と比べながら考える必要があります。

空き家を活用する

空き家は、売却だけでなく別の形で活かすこともできます。自宅として住むほか、賃貸、事業用、地域交流の場として使うなど、物件の状態や立地によって選べる使い方は異なります。住む人や使い道が決まっている空き家では、補助金を活用しやすいケースもあります。
ただし、活用には初期費用と運用の手間がかかります。改修後に誰が使うのか、継続して管理できるのかが曖昧なまま進めると、負担だけが残るおそれがあります。活用は、使う予定が具体化している空き家で検討したい方法です。
活用を選ぶか迷う場合は、物件の状態、必要な改修費、使う人の有無を先に整理しておきましょう。活用が難しそうなら売却も含めて比べることで、空き家を持ち続けるかどうかを判断しやすくなります。

よくある質問とトラブル例

空き家補助金を調べる際は、制度の内容だけでなく、補助金を使って進めるべきかどうかで迷う場面も少なくありません。補助金を使うか売却を優先するかなど、判断すべき点は空き家の状況によって異なります。
ここでは、よくある疑問やつまずきやすいポイントをまとめて確認します。

Q:補助金と売却、どちらが良いですか?

住む人や使い道が決まっている空き家なら、補助金を使って改修や片付けを進める方法が向いています。反対に、住む予定がなく、管理の負担を早く減らしたい空き家なら、売却を優先するほうが現実的です。
補助金は費用負担を抑えられる反面、申請条件や手続きがあります。自己負担も残るため、活用予定がない空き家では、補助金を使うことが最適とは限りません。空き家を今後どうしたいのかを整理したうえで、補助金を使うか考えるほうが判断しやすいです。

Q:古い空き家や傷みがある空き家でも補助金は使えますか?

使える制度はあります。実際に、老朽化した空き家の解体や、不良空家と判断された建物を対象にした制度があります。改修補助についても、空き家バンク登録物件や移住者の居住を前提に利用できる場合があります。
ただし、古い空き家がすべて対象になるわけではありません。建物の状態、用途、空き家になっている期間、自治体の認定の有無によって条件は異なります。老朽化が進んでいる場合は、改修補助より解体補助の対象として考えるほうが現実的です。
まずは物件の状態と所在地を確認し、使えそうな制度を整理してみましょう。補助金が合わない場合は、売却や買取も含めて検討するのが現実的です。

Q:補助金申請が難しそう…誰かに頼めますか?

頼める場合があります。
制度によっては、関係者や専門家に相談しながら進めたほうがスムーズです。自治体の窓口で必要書類や流れを確認しながら自分で申請できる制度もありますが、提出書類が多い場合や、物件情報・所有関係の確認が必要な場合は、手続きの負担が大きくなります。
工事を伴う補助金では施工業者や仲介事業者と相談しながら進める場面もあり、相続した空き家で名義や権利関係が複雑な場合は、司法書士などの専門家に確認したほうが進めやすいです。

Q:空き家を自治体に寄付できますか?

簡単にはできません。自治体は維持管理や解体の負担を負うため、活用予定がない空き家や土地を無条件で受け入れるケースは多くありません。国土交通省の資料でも、通常は利用計画のない物件の寄付は受け付けないという考え方が示されています。
また、空き家そのものではなく土地については、相続した土地を国に引き渡す「相続土地国庫帰属制度」があります。ただし、建物がない土地など、一定の要件を満たす必要があり、申請すれば必ず認められる制度ではありません。空き家が建ったままの状態で、そのまま自治体や国へ渡せると考えないほうが安全です。
寄付を考える場合は、まず物件所在地の自治体で受入れの有無を確認しましょう。
【参考:法務省:相続土地国庫帰属制度について

Q:住宅セーフティネット制度とは何ですか?

住宅セーフティネット制度は、高齢者、障害者、子育て世帯、低所得者など、住まいの確保に配慮が必要な人の入居を拒まない賃貸住宅を登録する制度です。国土交通省は、登録制度に加えて、改修や入居に関する支援制度も設けています。
空き家との関係では、使われていない住宅や空き家を改修し、セーフティネット住宅として活用する方法があります。ただし、誰でも自由に使える制度ではなく、登録基準や活用条件を満たす必要があります。改修補助を受けた住宅は、一定期間、要配慮者向け住宅として管理が必要です。
そのため、自分や親族が住む予定の空き家というより、賃貸住宅として活用したい場合に検討したい制度です。
【参考:住宅セーフティネット制度~誰もが安心して暮らせる社会を目指して~-国土交通省

まとめ

和歌山県では、空き家の改修、解体、取得、家財処分などに使える補助金が市町村ごとに用意されています。費用負担を抑えられる可能性はありますが、対象物件や申請者の条件、申請時期は制度ごとに異なります。工事や契約を先に進めると対象外になる場合もあるため、まずは物件所在地の自治体で条件を確認しましょう。
一方で、補助金があっても自己負担が残る場合や、手続きに時間と手間がかかる場合があります。住む予定や活用予定が決まっていない空き家では、補助金だけで進めるのが難しいこともあるため、改修、解体、売却のどれが合うかを整理しておくことが大切です。
住む予定がなく、管理や維持の負担を早めに手放したい場合は、売却も有力な選択肢です。補助金を探し続ける前に、今の状態で売却できるかを確認しておくと、今後の方針を整理しやすくなります。
相続によって取得した不動産に住む予定がない場合は、売却も選択肢に入れましょう。空き家パスは、相続不動産の買取を得意とする不動産会社です。相続関係で複雑になっている物件や、田舎の築古物件、再建築不可物件、訳あり物件など、他の不動産会社に断られた空き家でも買取を行っています。ご相談、査定は完全無料です。お気軽にお問い合わせください。【空き家パス】

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