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青森で空き家を買い取ってもらうには?相場や買取のメリット・デメリット、おすすめ業社の選び方も解説

空き家 買取 青森

青森県は山間部が多く海に面している面積も多いことから農業や漁業が盛んで、都会から移住してくる人も多い人気の県です。
そのため空き家の需要も高く、売却開始と同時に買い手が見つかることもあります。
ただし物件によっては販売が長期化してしまう可能性もあることから、仲介と合わせて不動産会社に買取してもらうという売却方法も視野に入れておくべきです。
この記事では青森県で空き家を買取してもらうメリットとデメリット、各都市の相場について解説します。
青森県でおすすめの買取業者と不用品回収業者についても紹介しますので、青森県で空き家を保有している人は参考にしてください。

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この記事で分かること

  • 不動産買取のメリットとデメリット
  • 青森県主要都市の一戸建て相場
  • 青森県で戸建買取に強い不動産業者

目次

空き家の買取とは?

不動産を処分する際には不動産会社へ査定を依頼して物件の査定価格を確認し、売主が決めた価格で販売する「仲介」が一般的ですが、築年数が古い空き家などは販売が長期化することもあります。
そこで、空き家をスムーズに不動産売却する方法の一つとして「買取」があり、不動産会社に販売を委託するのではなく直接買取してもらうことで早期売却に繋げることができます。
特に青森県は山や海の近くに空き家があるケースも多く、劣化が進みやすいことから有効活用していない空き家を処分する場合は買取がおすすめです。

空き家買取のメリット

空き家買取には様々なメリットがあり、買主が見つからない悩みを持っている所有者は必ず検討すべき方法といえます。
この章では空き家買取を業者に依頼するメリットについて、解説します。

売却まで短期間で済む

仲介は買主が見つかり売買契約を締結するまでは売却完了の見通しを立てることができませんが、買取はすぐに現金化できるというメリットがあります。
なぜなら買取の場合は買取業者から「査定額」ではなく「買取価格」の提示を受けることになり、買取価格と条件に合意すればその場で取引は成立するからです。
ケースによっては買取査定の依頼をした当日に売買契約締結まで進められることもあるくらい、買取は不動産売却をスピーディに進めることができます。
なお、買取は仲介していないため仲介手数料がかからないという点も、大きなメリットといえます。

資金計画を立てやすい

仲介は査定額をベースに売主が売却価格を設定することになりますが、売却価格で販売できるかは不明です。
一方、買取は査定価格に合意した時点で買取価格が確定することになり、さらに後からかかる費用も全て明確にした上で買取してくれることから資金計画が立てやすいという点がメリットとなります。
また、家具や家電といった残置物をそのままにしておけるという点も買取の魅力となっており、遠方の空き家を相続しそのまま放置している売主に向いている方法といえます。

全国どこにいても手間なく売却できる

買取は仲介とは違って内見に立会う手間もなく、依頼した不動産会社の対応エリアを気にする必要もありません。
買取業者によっては全国で買取サービスを展開していることもあり、買取査定に同席する必要とないことから効率よく手放すことができるという点も魅力的です。

解体費用がかからない

空き家によっては建物を解体し土地として売却しなければならないこともありますが、その場合は売主が更地にするための解体費用を負担するケースが多いです。
そのため空き家を売却しても赤字になってしまうことも少なくありませんが、買取は残置物だけでなく建物もそのままで引き渡すことが可能です。
リフォームや修繕をする必要もないことから、手離れが良いだけでなく諸費用を抑えられるというメリットもあります。

契約不適合責任が免責される

契約不適合とは本来の目的を達成できないことを指しており、建物にシロアリ被害や雨漏り、躯体部の腐食が引渡し後に発覚した場合は売主の費用負担で補修する責任があります。
仲介では一般的に設定される責任負担となっており、引渡し後に費用が発生するリスクを売主は負うことになりますが、買取の場合は免責で進めることが可能です。
これにより長年放置した結果建物の状態が確認できない空き家であっても安心して処分することができ、売主にとって大きなメリットといえます。

空き家買取のデメリット

空き家買取にはメリットだけでなくデメリットもあるため、買取の注意点として押さえておくべきポイントといえます。
この章ではデメリットについて詳しく解説しますので、参考にしてください。

仲介で売るより安くなる可能性がある

買取業者は空き家を買取した後に修繕し、利益を上乗せして相場の価格で再販売することを目的としています。
つまり相場で売却する仲介よりも買取は安くなる可能性が高いといえ、相場で手残り額をイメージしている人は注意が必要です。
ただし残置物の撤去費用や仲介手数料がかからないというメリットによって、大きな価格乖離が発生しないケースもあります。
そのため買取価格だけで判断せずトータルコストで検討することが大切です。

買取を断られることもある

青森県の山間部はライフラインが整備されていないこともあり、仲介を専門としている不動産会社では買取できないことも多いです。
このように不動産会社に買取を断られる可能性がある点は大きなデメリットといえますが、空き家専門の買取業者であれば解消できます。
このことからも、空き家の買取を検討するのであれば空き家専門の買取業者に依頼することがおすすめといえます。

空き家の買取価格はどう決まる?

不動産は周辺の販売事例や成約事例をベースに適正価格を算出することができますが、空き家は家の状態によって価値が変わるため一般的な方法では算出できないことが多いです。
さらに買取条件や買取業者のノウハウによっても買取価格が変わることから、なるべく買取実績の多い業者に依頼することが重要です。
なお、一般的に買取価格は相場の5割から8割といわれており、これは再販売の価格を相場に近づけることが理由です。
そのため空き家の買取価格には「相場」がなく、買取業者によって提示額が大きく変わる可能性があることを知っておくべきといえます。

青森県の空き家の売却相場を知りたい!

青森県には青森市以外にもいくつか大きな街があり、その中でも弘前市、八戸市、つがる市、十和田市は空き家売却において注目すべき街です。
この章では不動産情報ライブラリで公開されている各エリアの不動産取引価格情報について、紹介します。

青森市の空き家売却相場

青森市の空き家売却相場は次のようになります。

所在地 最寄り駅 取引価格 土地面積 延床面積 建築年 構造 前面道路
1 久須志 青森徒歩約20分 700万円 330㎡ 180㎡ 1958年 木造 幅員6.0m公道・北東
2 富田 青森徒歩約21分 300万円 230㎡ 85㎡ 1965年 木造 幅員6.0m公道・南西
3 篠田 青森徒歩約8分 400万円 95㎡ 95㎡ 1968年 木造 幅員5.5m公道・北
4 橋本 青森徒歩約24分 500万円 170㎡ 135㎡ 1970年 木造 幅員5.0m公道・西
5 幸畑 青森徒歩約20分 480万円 240㎡ 110㎡ 1971年 木造 幅員6.0m公道・南
6 浜田 青森徒歩約90分 800万円 165㎡ 150㎡ 1972年 木造 幅員6.5m公道・西
7 西滝 青森徒歩約29分 850万円 200㎡ 75㎡ 1973年 木造 幅員7.0m公道・東
8 長島 青森徒歩約18分 360万円 55㎡ 60㎡ 1974年 木造 幅員14m公道・南東
9 妙見 青森徒歩約90分 400万円 340㎡ 165㎡ 1975年 木造 幅員6.0m公道・北東
10 花園 青森徒歩約60分 580万円 100㎡ 115㎡ 1975年 木造 幅員4.8m公道・南東

青森市は東北新幹線新青森駅だけでなく津軽・奥羽本線、青い森鉄道といった青森県の主要鉄道が全て揃っていることから、人気の移住エリアとなっています。
そのため空き家の需要も他のエリアよりも高く、高値売却できるケースも増えてきています。
ただし青森中央ICより南は調整区域で田畑と山間部エリアとなっており、都市部よりも空き家の売却価格は下がることは注意点といえます。

弘前市の空き家売却相場

弘前市の空き家売却相場は次のようになります。

所在地 最寄り駅 取引価格 土地面積 延床面積 建築年 構造 前面道路
1 兼平 弘前徒歩約2時間 58万円 540㎡ 115㎡ 1964年 木造 幅員4.0m公道・北西
2 船水 弘前徒歩約90分 10万円 890㎡ 120㎡ 1968年 木造 幅員-m公道・北東
3 中野 弘前学院大前徒歩約5分 510万円 270㎡ 80㎡ 1968年 木造 幅員2.0m私道・東
4 小栗山 小栗山徒歩約6分 200万円 610㎡ 135㎡ 1969年 木造 幅員5.5m公道・西
5 三岳町 聖愛中高前徒歩約9分 500万円 370㎡ 105㎡ 1971年 木造 幅員5.0m私道・北西
6 中崎 弘前徒歩約2時間 600万円 220㎡ 150㎡ 1972年 木造 幅員8.8m公道・東
7 中野 弘前学院大前徒歩約7分 120万円 50㎡ 75㎡ 1972年 木造 幅員17m公道・東
8 旭ケ丘 弘前徒歩約60分 600万円 500㎡ 150㎡ 1973年 木造 幅員6.0m公道・南
9 城東北 弘前徒歩約11分 580万円 200㎡ 120㎡ 1973年 木造 幅員6.0m公道・南
10 浜の町西 弘前徒歩約60分 580万円 280㎡ 175㎡ 1973年 木造 幅員6.0m公道・北東

弘前市は東と南に鉄道が整備されており、弘前大学など大規模な教育施設が多く立ち並んでいる街です。
また北東の名山である岩木山の麓に位置していることから観光客も多く、空き家を購入し民泊として貸し出しする需要もあることから投資家にも注目されています。
取引事例も青森市と同様に多く公表されていることから、早期売却が期待できるエリアといえます。

八戸市の空き家売却相場

八戸市の空き家売却相場は次のようになります。

所在地 最寄り駅 取引価格 土地面積 延床面積 建築年 構造 前面道路
1 旭ケ丘 陸奥湊徒歩約60分 700万円 310㎡ 100㎡ 1963年 木造 幅員6.0m公道・南
2 湊町 陸奥湊徒歩約10分 880万円 670㎡ 165㎡ 165㎡ 木造 幅員4.0m公道・南東
3 市川町 陸奥市川徒歩約20分 180万円 165㎡ 55㎡ 1965年 木造 幅員3.0m私道・東
4 鮫町 徒歩約21分 100万円 260㎡ 160㎡ 1966年 木造 幅員4.0m私道・北
5 根城 本八戸徒歩約21分 270万円 110㎡ 65㎡ 1966年 木造 幅員6.0m公道・北西
6 陸奥湊徒歩約60分 400万円 230㎡ 110㎡ 1968年 木造 幅員5.0m公道・南
7 市川町 陸奥市川徒歩約60分 45万円 700㎡ 100㎡ 1968年 木造 幅員6.0m公道・南
8 陸奥湊徒歩約90分 850万円 850㎡ 230㎡ 1969年 木造 幅員7.0m公道・北
9 江陽 小中野徒歩約14分 200万円 150㎡ 165㎡ 1972年 木造 幅員11m

公道・東

10 糠塚 本八戸徒歩約60分 15万円 165㎡ 105㎡ 1972年 木造 幅員3.8m公道・南西

海と山に囲まれた八戸市は青森県の中でも農業と漁業が盛んな街となっており、さらに八戸駐屯地では航空ショーが定期的に開催されるなどイベントも多いという特徴があります。
また八戸北インターや八戸西インターなど高速道路も整備されていることから、関東方面へ車で通勤する人が居住地として検討するケースもあります。
ただし八戸市は駐屯地を除いたほとんどのエリアが津波災害警戒区域にかかっているため、災害発生直後は販売が難しくなることも考えられます。
このことからも、八戸市はハザードマップの影響を受けない買取が向いているエリアだといえます。

つがる市の空き家売却相場

つがる市の空き家売却相場は次のようになります。

所在地 最寄り駅 取引価格 土地面積 延床面積 建築年 構造 前面道路
1 車力町 津軽中里徒歩約2時間 300万円 1,100㎡ 165㎡ 1968年 木造 幅員4.5m公道・北西
2 木造 木造徒歩約14分 400万円 240㎡ 145㎡ 1976年 木造 幅員6.0m公道・北西
3 木造善積 木造徒歩約90分 40万円 1,100㎡ 185㎡ 1977年 木造 幅員4.0m公道・南
4 柏桑野木田 木造徒歩約60分 550万円 260㎡ 280㎡ 1986年 木造 幅員13m

公道・北

5 木造 木造徒歩約9分 350万円 195㎡ 110㎡ 1987年 木造 幅員5.5m公道・南東
6 木造菊川 木造徒歩約60分 180万円 440㎡ 105㎡ 1992年 木造 幅員4.0m公道・北東
7 柏桑野木田 木造徒歩約60分 600万円 175㎡ 180㎡ 2000年 木造 幅員3.6m公道・東
8 柏桑野木田 五所川原徒歩約60分 450万円 310㎡ 125㎡ 2007年 木造 幅員7.5m公道・南東
9 柏桑野木田 木造徒歩約60分 1,900万円 340㎡ 185㎡ 2015年 木造 幅員6.0m公道・北西
10 木造 木造徒歩約25分 1,600万円 250㎡ 70㎡ 2020年 木造 幅員6.0m公道・東

つがる市は東の青森市と南の弘前市まで30キロ県内にあるため、人口は多くなるものの住みやすい街となっております。
ただし近年は人口減少が進み空き家の取引事例も他エリアよりも少なくなっています。
さらに市の大部分が田畑となっており、岩木川以外にも大石川といった小さな河川が点在しているため洪水ハザードマップにほぼ全域が該当しています。
そのため、つがる市の空き家を処分するのであれば買取をメインに検討することをおすすめします。

十和田市の空き家売却相場

十和田市の空き家売却相場は次のようになります。

所在地 最寄り駅 取引価格 土地面積 延床面積 建築年 構造 前面道路
1 西十一番町 三沢(青森)徒歩約2時間 210万円 260㎡ 140㎡ 1952年 木造 幅員12m

公道・南西

2 西十一番町 三沢(青森)徒歩約2時間 200万円 190㎡ 90㎡ 1967年 木造 幅員4.0m公道・南西
3 西二十三番町 三沢(青森)徒歩約2時間 30万円 240㎡ 40㎡ 1967年 木造 幅員3.0m公道・北東
4 西十一番町 三沢(青森)徒歩約2時間 110万円 310㎡ 95㎡ 1973年 木造 幅員6.0m公道・北
5 西十一番町 三沢(青森)徒歩約2時間 270万円 310㎡ 95㎡ 1973年 木造 幅員5.0m公道・北
6 稲生町 三沢(青森)徒歩約2時間 260万円 75㎡ 75㎡ 1974年 木造 幅員17.5m公道・南東
7 西十三番町 三沢(青森)徒歩約2時間 250万円 240㎡ 155㎡ 1978年 木造 幅11m

公道・南東

8 奥瀬 三沢(青森)徒歩約2時間 350万円 370㎡ 120㎡ 1981年 木造 幅員4.7m公道・西
9 西一番町 三沢(青森)徒歩約2時間 450万円 280㎡ 100㎡ 1982年 木造 幅員6.0m公道・北東
10 奥瀬 三沢(青森)徒歩約2時間 110万円 460㎡ 65㎡ 1985年 木造 幅員2.8m私道・南

十和田市は青森県で4番目に人口が多い街となっていますが、山間部を切り開いて開発されておりさらに電車がないため移住希望者はあまり多くありません。
そのため十和田市にある空き家は売れにくいといえ、長期的な販売計画を立てるか買取を優先的に検討すべきといえます。

青森の田舎で売却中の空き家実例

この章では青森の田舎でどのような空き家が公開されているのかを、実例を交えて紹介します。
青森県東津軽郡今別町にあるこの空き家は民宿として利用していた家屋をそのまま公開しており、画像も豊富に掲載されていることからどのようなリフォームが必要なのかイメージすることができます。
また敷地が100坪を超えているという点も魅力の一つとなっていて、BBQやペットの放し飼いなどを実現したい人に向いている物件です。
青森県北津軽郡中泊町田茂木の物件は1万円で購入可能ですが「相続登記未登記のため、相続登記後の売買契約となります。売主も本物件に居住した履歴がなく、詳細を把握していません。※告知事項あり」という記載があり、安い理由を明確にすることで安心して購入できるよう工夫がされています。
どちらの物件も状態と価格のバランスが取れていることから、上記エリアで売却する際の参考にしてください。
ただし、これらの事例は仲介となっているため買取の場合は上記相場よりも安くなることも押さえておくべきポイントです。

空き家の買取事例

空き家パスは全国で空き家を買い取った実績があります。
そのままでは人が住むのも難しい物件であっても買取が可能です。買い取り後は必要な修繕などを空き家パス側で行っています。
空き家 ビフォーアフター

空き家 ビフォーアフター

青森県で空き家買取業者を選ぶポイントは?

青森県は地域によってバラつきはあるものの、築年数が古い空き家を処分するのであれば買取がおすすめです。
しかし青森県を対応エリアとしている買取業者は多く、どの業者に依頼すべきか迷ってしまう人も多いです。
そこで、この章では空き家の買取業者を選ぶポイントについて、解説します。

空き家の買取実績が多い

空き家を高値で買取するためには買取の経験値が多いことが重要となるため、買取実績が大きなポイントとなります。
そのため買取依頼をする際には依頼する業者の買取実績を調べ、多い業者から優先的に相談することをおすすめします。

空き家がある土地での買取実績がある

青森県はエリアによって販売実績にバラつきがあるため、空き家があるエリアで多く買取している業者かどうかもポイントです。
たとえば八戸市にある空き家の買取を依頼する場合、青森市や弘前市の買取実績が活かせないケースもあります。
このことからも、空き家があるエリアに拠点がある買取業者か、全国対応している業者に依頼することが肝心です。

売りたい空き家の状態に近い空き家の買取実績がある

再建築不可物件や事故物件、権利関係のトラブルがある物件は買取専門業者でも買取が難しいとされています。
そのため空き家の状態を見極め、同じような条件でも買取した実績があるかどうかが業者選択のコツといえます。

複数社を比較する

空き家の買取業者は必ず複数社検討し、査定結果以外にも対応の良さやメール・LINEでの対応が可能か、スムーズなやり取りができるかなどをチェックすべきです。
なぜなら不動産買取は依頼した買取業者が手動で進めていくからであり、信頼できない業者に依頼してしまうと不安を感じる不動産買取になってしまうからです。
このような失敗を避けるためにも安心して任せることができる会社に依頼すべきであり、そのためにも複数の業者に買取査定を依頼することが大切といえます。

空き家を売却する流れ

空き家の買取は買取業者に一任することになりますが、売主として売却の流れを知っておくことで全体像をイメージすることができます。
この章では空き家を売却する流れについて解説しますので、空き家買取を検討する際にはチェックしておいてください。

複数の買取業者に査定を依頼する

不動産一括査定サイトを利用したり青森県の買取業者をインターネットで調べ買取依頼するなど、空き家の売却は買取業者の選定からスタートします。
買取業者は所有者からの情報を基に買取査定を提示することになります。
そのため、全部事項証明書など空き家に関する書類を手元に用意しておくことがポイントです。

査定結果を比較する

買取査定額の提示があれば比較検討し依頼する業者を選定することになりますが、買取価格だけでなく買取条件についても比較すべきです。
たとえば買取価格が他社よりも高く提示されていても、残置物撤去や確定測量渡しなどの条件が提示されていると諸費用が高くなり、手残り額が少なくなってしまいます。
このことからも、買取価格+買取条件を見比べて判断すべきといえます。

売買の契約

買取を依頼する業者が決まれば不動産売買契約を締結し、引渡しの条件を整えていきます。
引渡しには登記識別情報通知か権利証書が必要となるため、紛失していないか事前に確認しておくことをおすすめします。
万が一紛失していた場合は司法書士と事前面談することになり、費用も別途発生してしまうため注意点といえます。

お振込・お引渡し

残代金の振込を受け必要書類や鍵などを買取業者に渡し、不動産売却が完了となります。
なお、物件によっては翌年に確定申告が必要となることも覚えておくべきポイントです。

青森県で空き家の買取に強い業者5選

この章では青森県で空き家の買取に強い業者を5社、紹介します。
これから買取業者を選定する際の参考にしてください。

空き家パス(株式会社ウィントランス)

会社名 株式会社ウィントランス
住所 東京都渋谷区代々木2丁目20-2
営業時間 10時~20時
電話番号 03-6773-5189
URL https://akiya-pass.jp/

空き家パスは全国が対応エリアとなっているため青森県の山間部でも買取可能であり、電話やメール、LINEなど様々な問い合わせ方法で受付しています。
全国で買取実績があるため空き家買取のノウハウを多く保有しており、「残置物撤去なし条件」や「事故物件」などの買取も得意としています。
さらに現地査定時に売主が立会う必要もないことから地方の空き家を保有している人に向いている買取専門業者となっており、こうした特徴によって2022年11月17日時点のGoogleレビューでは4.9以上という評価をいただいています。

雅家(株式会社 雅家)

会社名 株式会社 雅家
住所 大阪府大阪市浪速区稲荷1丁目5-3 4F
営業時間 9時30分~18時(定休日:水曜)
電話番号 0120-486-030
URL https://www.jikobukken.jp/

大阪と東京に拠点がある雅家は年間買取実績が3000件超えており、青森県でも空き家の買取実績が多い会社です。
また顧客満足度も96.2%と高いことから、空き家の買取に強い買取業者だということが分かります。
電話だけでなくメールでも依頼できるため、忙しい人はとりあえずメールで査定依頼をするのがおすすめです。

おうち情報館(ビジョナリー・アンド・カンパニー株式会社)

会社名 ビジョナリー・アンド・カンパニー株式会社
住所 青森県弘前市外崎4丁目4-34
営業時間 平日~土曜日/10:00~18:00

日曜日/10:00~17:00

水曜日・祝祭日休業

日曜日が祝日の場合は営業・振休は月曜日

電話番号 0172-55-7805
URL https://www.ouchi-j.com/

おうち情報館は青森県に1店舗、弘前市に2店舗拠点があり、気軽に相談できるという強みがあります。
そのため直接担当者に相談したい人に向いている不動産会社といえ、青森・弘前エリアでの買取を得意としているようです。
また、おうち情報館には不動産を購入したいと考えている人も多く来場することから再販売に強く、その結果高値で買取することが可能となっています。

このことからも青森市と弘前市で空き家売却を検討する際には、候補に入れるべき会社といえます。

合同会社 プリズム

会社名 合同会社 プリズム
住所 青森市浪岡大字浪岡字細田59-14
営業時間 非公開
電話番号 0172-55-8643
URL https://j-prism.jp/

合同会社プリズムは中古リノベーション住宅の仲介を得意としていますが、そのノウハウを活かして高値で買取することも強みとなっています。
また空き家管理も主要業務としていることから、将来売却するまでの管理を依頼することも可能です。

ハウスドゥ 青森中央(株式会社ハウスリアルティ)

会社名 株式会社ハウスリアルティ
住所 青森県青森市青葉三丁目8-10
営業時間 平日9:00~18:00

土日9:00~17:00

毎週水曜日、第3日曜日、祝日が定休日

電話番号 0178-38-5454
URL https://realty.drec.jp/

全国に700店舗拠点がある大手フランチャイズチェーンのハウスドゥですが、青森県は株式会社ハウスリアルティが運営しています。
青森市の買取実績数が1位となっており、日々多くの空き家買取依頼を受けているそうです。
青森市以外にも弘前市や八戸市でも実績が多いことから、買取を依頼する候補としておすすめです。

青森県で不用品回収を依頼できる業者一覧

買取条件によっては家屋内の不用品を処分しなければならないこともあり、その場合は買取業者と合わせて不用品回収業者も調べておく必要があります。
この章では青森県を対応エリアにしている不用品回収業者を紹介します。

ゴミ・廃棄物回収ドットコム(株式会社東北クリーン)

会社名 東北クリーン
住所 青森県弘前市大字土堂字早川276-1
営業時間 9:00~18:00(定休日:水曜)
電話番号 0172‐33-1919
URL https://haikibutsukaishu.com/

40年の実績がある東北クリーンは弘前市にある会社で、廃品回収のスペシャリストが収集・運搬・廃棄までワンストップで実施してくれます。
またHP上である程度の費用を確認できることから、不用品回収にかかる予算を簡単にイメージすることができます。
東北全域が対応エリアとなっていることから、不用品回収が必要だと判明した時点で見積を依頼すべき会社といえます。

青森片付け110番(リベラルマーケティング株式会社)

会社名 リベラルマーケティング株式会社
住所 岡山市北区田中143-118
営業時間 8時~20時(メールは24時間受付中)
電話番号 0120‐538‐902
URL https://aomori-kataduke110ban.com/

青森片付け110番は不用品回収のフランチャイズチェーンで、青森県では複数の業者が加盟していることで全域をカバーしています。
また年中無休で対応してくれるサービス体系も、急な不用品回収が発生した場合に魅力的です。

ホープ青森(株式会社クオーレ)

会社名 株式会社クオーレ
住所 青森県青森市石江三好101-11
営業時間 0120-553-451
電話番号 8時~20時
URL https://www.huyouhinkaisyuu-aomori.com/

ホープ青森は電話やメールでも不用品回収の受付をしているようですが、Web申し込みに限り見積価格20%オフのキャンペーンを実施しているようです。
さらに最短で当日回収してくれるスピード対応が強みとなっており、不用品回収だけでなくハウスクリーニングなども対応可能です。
そのため少しでもキレイな状態で引き渡したい人に向いている業者といえます。

不用品は整理してから売却すべき?

一般的に仲介は不用品を整理してから引渡しというケースが多いですが、買取は不要です。
ただしあまりにも残置物が多い場合や生ごみが散乱している状態だと買取額が下がってしまうこともあるため、ある程度は整理しておくことをおすすめします。

空き家パス(株式会社ウィントランス)なら片付け不要で買取!

青森県ではエリアによって売却事例に差があることから、確実に空き家を売却するためにも買取がおすすめです。
株式会社ウィントランスが運営する空き家パスは現地調査と市役所調査によって正確な買取金額を提示し、さらに不用品の撤去も不要で買取可能です。
また仲介では売却が難しい事故物件や再建築不可物件も積極的に買取していることから、売主の手間がかからないサービスを実現しています。
お問い合わせは電話だけでなくメールやラインでも受付していますので、青森県にある空き家の処分で迷っている人は空き家パスにご相談ください。

営業時間 10:00 ~ 19:00(土日祝を除く)


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