香川で空き家を買取ってもらうには？相場や買取・不用品回収おすすめ業者、売却までの流れを解説
「香川県内にある空き家を売却したいけど売れるか不安」「空き家の買取相場を知りたい」「空き家を売却する場合、残地物はどうしたらいいの」
空き家を手放したいと考えている方で、さまざまな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では香川県内に空き家を所有している方向けに、空き家の相場や、空き家を売却するまでの流れ、おすすめする買取・不用品回収の業者をご紹介します。
空き家売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
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目次
空き家の買取価格はどう決まる？
はじめに空き家の買取価格はどのように決まるのかについて解説します。
空き家買取の相場は、買取をする不動産業者がリフォーム再販を想定した金額で買い取るため、一般的に不動産市場価格の5〜8割程度と言われています。
また、戸建て住宅の価値は築年数が経つにつれて下がっていくもので、木造住宅では築20年で価値がなくなるといわれています。
ただし建物の価値はなくなっても、建物が立っている土地に価値があれば、実際には空き家であっても価格が付くということになります。
土地の価格の決め方
それでは、土地の価格はどのように決まるのでしょうか。
土地などの不動産価格を決める指標は、「実勢価格」「公示価格」「路線価」「基準地価格」「固定資産税評価額」「鑑定評価額」があり、「一物六価」と呼ばれています。
この中で土地を売却する際に土地の価値を決める指標となるのが、「実勢価格」です。
実勢価格とは、実際に取引された土地の価格です。周辺エリアの過去の取引実績から地域ごとの平均値を割り出し、それが地価の相場になります。
「実勢価格」は実際につけられた土地価格の平均値を算出した、地価の相場になりますが、このような土地の価格を決める要素には、土地の特性・条件と流通量があります。
実勢価格に影響を与える「土地の特性・条件」と「流通量」
土地の特性・条件には、都市部では価値が高く、地方では価格が低くつけられる傾向があるほか、地域内でのアクセスや利便性、周辺環境も価格を決定づける要因となります。また、立地や面積、方角や形状なども土地の特性・条件に含まれます。
土地の特性や条件が土地の需要を左右するため、例えば、アクセスや利便性が良ければ、価格が上がる傾向にありますし、同じ立地でも日当たりの悪い方角や奥まった敷地の場合は価格が下がる要因になります。反対に、日当たりのよい南側が道路に接している土地や角地、長方形や正方形などの利用しやすい形状の土地などは価格が上がる傾向にあります。
また、土地の特性・条件のほかに土地の価格を決める要素には、流通量があります。対象地域内の土地の周辺で取引が多い場合は、そのエリア内の土地の需要が多いということになり、土地の価格は高くなる傾向があります。
築年数が古く、建物自体に価値がない場合が多い空き家の価値は、以上で示したような土地の価格に左右されることが多くなります。
香川県の空き家の売却相場を知りたい！
ここでは、実際に香川県内の空き家がいくらで取引をされたのか、相場を見ていきましょう。
空き家の買取相場は、仲介における取引価格を基に算出されます。
そこで、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」に基づき、香川県内の以下4エリアにおける中古一戸建ての仲介での取引価格をご紹介します（情報は2024年5月時点）。
前述した空き家買取の相場が一般的な市場価格の5〜8割程度になることをあらかじめおさえたうえで、所有する空き家がどのくらいで買取してもらえそうか参考にしてみてください。
高松市の空き家売却相場
三豊市の空き家売却相場
坂出市の空き家売却相場
丸亀市の空き家売却相場
香川県ですぐに空き家を買取ってもらうには？
まず、不動産を売却する場合、「仲介」と「買取」の2種類の方法があります。
仲介は不動産仲介業者が営業活動を行い、買主を見つけ売買契約を交わして売却する方法で、業者買取は、不動産買取業者に直接不動産を売却する方法です。
香川県ですぐに空き家を買取ってもらいたい場合は、買取専門業者に依頼するのがおすすめです。
なぜ買取業者に依頼するのがおすすめなのか、理由を見ていきましょう。
地方の空き家は買い取ってもらえるのか
結論から言うと、地方の空き家でも買取ってもらうことは可能です。
不動産業者の中には地域に特化した、いわゆる「地場業者」といわれる不動産業者と、本社を首都圏に置きながらも全国の空き家買取を行い、空き家をさまざまな方法で活用、地域貢献している不動産業者もあります。
土地自体に価値があると判断し、買取ったあとの活用方法があると判断されれば、地方の空き家であっても買取ってくれる不動産業者は多くあると考えてよいでしょう。
空き家の買取専門業者がおすすめ
空き家を売却する場合は、空き家の買取専門業者に依頼するのがおすすめです。
仲介の場合、主に一般的に買主となるのは不動産仲介業者が見つけてきた居住目的で不動産を購入する個人が買主になります。そのため、仲介業者は売主と買主に同等の取引条件になるような契約条件を設けるため、ゴミの撤去費用や修繕費は、売主の負担となり売却するにあたって金銭面での負担が大きくなる可能性があります。
また、売主である空き家の所有者が、買主に対して契約不適合責任を負わなければなりません。契約不適合責任とは、契約書に記載されていなかった不具合や欠陥が物件の引き渡し後に見つかった場合に売主が買主に対し、損害賠償などの責任を負うことです。仲介での不動産取引においては売主の契約不適合責任を負うことが一般的です。
空き家の買取専門業者がおすすめの理由
それに比べて、空き家買取専門業者の場合、直接、売主と売買契約を締結し、不動産買取業者が買主となるため買主がなかなか見つからないということがありません。また、空き家を買い取ったあとに、リフォームをして物件を再販売することを前提に売買契約を締結するため、契約内容のなかで、建物について、売主の契約不適合責任が免責になっているケースも多く、売主が契約不適合責任を負うリスクが減らすことができます。
しかし、不動産買取業者は、前述したとおり、リフォーム再販を想定した金額で買い取るため、その商品化にかかる費用が買取価格からあらかじめ差し引かれるので、仲介で個人が購入する取引価格よりも低くなる傾向にあることには注意しましょう。
その場合でも、空き家を早く手放したいと考えている場合は、売主のリスクを減らしスピーディーに売買の手続きを進めることができる点においても、空き家の買取専門業者に売却することをお勧めします。
空き家バンクや賃貸で活用する手もあるが時間がかかる
空き家バンクは、自治体が主体となって運営しており、所有している空き家を貸したい人や、売りたい人が登録し、空き家バンクを介して自治体が情報を提供するサービスです。空き家を買いたい人や借りたい人が希望する物件の申し込みを行い、購入や賃貸ができるといった仕組みです。
空き家バンクの場合
空き家バンクのメリットは、日本で増え続ける空き家問題の対策の一部としてはじまった制度でもあるため、補助金制度があることや、その地域の空き家購入を目的に物件を閲覧している買主が多いため、買い手を見つけやすい点です。
一方のデメリットとしては、自治体が空き家を審査し、買い手を探すため、登録から所有者と購入者のマッチング・売却まで時間がかかることが挙げられます。また、空き家購入希望者に対して、行政の手続きが必要となるため、手続きが完了するまでは空き家所有者も空き家を手放すまでに時間がかかる場合があります。
賃貸活用の場合
空き家を所有する方の中には、賃貸活用を検討する方も多くいらっしゃいます。空き家を賃貸に出し、入居者が見つかれば定期的な家賃収入を得ることができます。
しかし、物件の立地や建物の状態によっては、入居者がなかなか見つからない場合や、あくまで建物の維持管理責任は所有者にあるため、入居者のために定期的なメンテナンスや修繕が必要になります。不動産を所有している限りは、維持管理費が必要になり、定期的な家賃収入があっても維持管理のための出費があることも念頭に置かなければなりません。
売却前に空き家の解体やリノベーションは必要か
空き家を売却する前に、解体やリノベーションを行う必要があるのか悩む方もいらっしゃいます。
空き家を買取専門業者に依頼する場合、売却前の空き家解体や解体やリノベーションは必要ないと考えましょう。
空き家を仲介で売却する場合、個人が購入者となる場合が多いため、解体やリノベーションを売買契約の条件に付けられる場合もあります。
しかし、買取業者はリフォーム再販を想定した金額で買い取るため、売却前の支出を抑える意味でも、解体やリノベーションなど、余計な費用をかけることは控えましょう。
空き家を売却する流れ
ここでは、空き家を売却する流れを解説します。事前に不動産を売却するおおまかな流れを知っておきましょう。
複数の買取業者に査定を依頼する
空き家売却を検討しはじめたら、複数の買取業者に査定の依頼をしましょう。複数の買取業者に査定依頼をすることで、所有する空き家の相場を知ることができ、買取業者の選択肢の幅が広がるため、空き家売却の失敗するリスクを減らすことができます。
査定の際は、過去の取引事例と合わせて、土地の形状、高低差、境界標の有無、越境の有無など、建物の構造、築年数、間取り、設備、日照、眺望を見ていきます。
複数の買取業者に一括で査定依頼をすることができるサイトもあるため、活用してもいいでしょう。
査定結果を比較する
複数の買取業者から査定額の回答が来たら、査定金額を比較していきましょう。
買取業者によってもさまざまは価格算出の方法があるため、買取金額に差が生じます。複数の買取業者から査定金額を提示してもらい、査定結果を比較しましょう。
買取業者を決めていく際は、買取金額だけでなく、担当者の対応レベル、スピード感、買取の条件なども見ていき、自身が納得できる買取業者に買取をお願いしましょう。
売買の契約
買取金額、契約の条件の確認、必要書類の確認などを終えたら両者の合意のもと契約成立となります。
契約の締結の際は、契約書や契約約款などを読み上げて契約内容の最終確認をし、契約書へのサイン、押印をおこない契約書を完成させます。
契約の際の必要書類は、以下のとおりです。
- ・登記関係書類
- ・印鑑（実印）
- ・本人確認書類
- ・固定資産税納付書
- ・印紙代
- ・物件状況等報告書
- ・設備表
など
また、このときに買取業者から手付金の支払いもされます。
不動産買取は、買主が不動産業者になるため、仲介と比較して取引期間が非常に短くなります。最短で約1週間程度で契約締結まで行う場合も多いです。
お振込・お引渡し
契約締結後に物件の引き渡し日を迎えたら、引渡し当日は物件の引渡しと取額の入金がされます。
引渡し当日に行われる手続きと書類の受け渡しは以下のとおりです。
- ・必要書類の確認
- ・書類へのサイン、押印
- ・残りの売却代金の受け取り
- ・抵当権抹消登記（住宅ローンが残っている場合）
- ・鍵や書類の引き渡し
また、その日のうちに空き家の所有権が、空き家所有者から買取業者へ移転します。所有権移転の手続きは基本的に司法書士が行うため、司法書士立会いのもと、書類の受け渡しなどが行われます。
その日のうちに所有権移転登記の申請が完了すれば、不動産買取の全てのやり取りが終了となります。
香川県で空き家の買取に強い業者5選
空き家の買取を依頼をする場合は、買取実績が豊富な不動産買取業者に相談するようにしましょう。買取実績が豊富な不動産業者の場合、通常では売却しにくいと判断される物件であっても過去の経験とノウハウがあり、買取に自信があるため高条件で買取をしてくれる場合もあります。
香川県で空き家買取に強い業者は多く存在しますが、ここでは、空き家の買取に強い業者を5社ご紹介します。買取業者を選ぶ際の参考にしてください。
空き家パス（株式会社ウィントランス）
空き家パスは、全国対応で現地査定が可能な空き家買取業者です。撤去や解体の必要はなく、最短3日で問い合わせから現金振り込みが可能な場合もあり、買取専門業者の中でもスピード感に定評のある会社です。
遠方の空き家でも、所有者が立ち会う必要はなく、全国のさまざまな空き家の買取実績があるため、安心して相談・売却の依頼をすることができます。
地方の遠方の空き家を売却したい場合は、空き家パスに一度相談してみましょう。
株式会社Lifeスマイル
株式会社Lifeスマイルは、香川県高松市内で買取強化をしている空き家買取業者です。水漏れやシロアリ被害などの契約不適合責任を負うことなく、室内の家具や庭先の樹木なども買取対象にしてくれます。
香川県高松市に空き家を所有している場合は、株式会社Lifeスマイルに相談してみるといいでしょう。
株式会社香川不動産買取センター
香川不動産買取センターは、高松市を中心に、香川県全域（高松市、丸亀市、坂出市、宇多津町、多度津町、観音寺市、さぬき市、東かがわ市）の不動産の買取を行う不動産業者です。
住宅ローンや残債が残る場合も金融機関との折衝を行い、香川県に密着した会社のため安心して空き家売却を任せることができます。
有限会社大はし住研
有限会社大はし住研は、香川県高松市に本社を置く中古住宅買取専門業者です。
買取の他に、空き家を管理してくれるプランもあります。まだ香川県内の空き家売却を悩んでいる方は、空き家管理プランも検討しつつ、大はし住研に相談してみるといいでしょう。
安部不動産
安部不動産は、香川県坂出市・宇多津町・丸亀市・善通寺市・高松市を中心に、不動産買取を行う地元密着型の不動産業者です。
安部不動産は、香川県の不動産を査定のうえ買取しますが、買取希望価格が希望に沿えない場合、仲介業務も行っているため、希望に沿った売却活動が可能です。
香川県で不用品回収を依頼できる業者一覧
香川県内には、不用品回収を依頼できる業者が多数あります。
ここでは、その中でも特におすすめの3社を紹介します。
ゆーとぴあ香川
ゆーとぴあ香川は、香川を中心に四国全域の不用品・ゴミ回収を行う会社です。
不用品・ゴミ回収の他に、雑草の掃除やゴミ屋敷・倉庫・納屋などの整理なども行っているため、不動産の用途に応じて幅広い対応をしてくれることが魅力です。
香川県内の空き家の清掃・整理を検討する際は、一度、ゆーとぴあ香川に見積もり依頼をしてみましょう。
スッキリア
スッキリアは、株式会社アール・ラウンドが運営する不用品・粗大ゴミ回収業者です不用品が再販可能と判断されれば、同社が香川県高松市内で運営するリサイクルショップでの商品となるため、不用品だと思っていたものが現金になる可能性もあります。
家具などの粗大ゴミの処分に悩んでいる方は、スッキリアに相談してみましょう。
トリクル
トリクル香川は、香川県高松市を中心に、香川県全域で不用品回収・廃品回収を行う会社です。
その他、遺品整理やゴミ屋敷の片付けまで、不用品の回収に関する全てのサービスを香川県の条例に基づき提供しており、不用品の量や大きさに関わらず、低価格、かつ丁寧・迅速をモットーに対応してくれることが魅力です。
不用品は整理してから売却すべき？
一般的に、不動産売買では、売主が不用品を処分して家を引き渡しますが、買主の同意があれば処分せずに売却することも可能です。
ただし、不用品や残地物をそのままの状態で買主に引き渡すと、それらの処分費用を買主が負担することになるため、現実的ではないといえます。
そこで、空き家引渡し前に不用品は回収業者に回収してもらうか、そもそも不用品や残置物を残した状態でも買取をしてくれる不動産業者に買取依頼することをおすすめします。
不動産買取業者であれば、ゴミ屋敷をそのまま買い取ってくれるので、高額な清掃費用を負担する必要はありません。
手間も時間もかけずに、スムーズに空き家を売却することができます。空き家がゴミ屋敷状態になっていて売却でお困りの方は、ぜひ専門の不動産買取業者にご相談ください。
空き家パス（株式会社ウィントランス）なら片付け不要で買取！
「地方に相続した空き家があるが手入れが出来ておらず、売却したい」「他者で断れらた空き家を所有していて、どうしたらいいか分からない」「残置物がある空き家が売れるか不安」など、空き家を手放したいと考えている方は、ぜひお気軽に空き家パスにお声掛ください。
空き家パスは、現地を査定後、不用品の片付け不要で空き家の買取が可能です。全国で空き家の買取実績があるため、地方に空き家を所有している方も安心です。これまで培ってきたノウハウで、お客様のご事情に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
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