神奈川で空き家を買取ってもらうには？相場や買取・不用品回収おすすめ業者、売却までの流れを解説
「神奈川県内にある空き家を売却したいけど、買取ってもらえるか不安」「残地物のある空き家をどのように売ればいいのか分からない」「空き家の売却は不動産仲介業者と買取業者のどちらがいいのか知りたい」など、所有している空き家を手放したいけど、売り方が分からず悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では神奈川県内に空き家を所有している方向けに、空き家の相場や、おすすめする買取・不用品回収の業者の紹介、空き家を売却するまでの流れを解説します。
空き家売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
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目次
空き家の買取価格はどう決まる？
はじめに、空き家の買取価格がどのように決まるのかを解説します。
戸建て住宅の価値は築年数が経つにつれて下がっていき、一般的な木造住宅の場合、築20年で住宅の価値がなくなると言われています。
そのため、空き家など築年数が古い建物の場合の買取価格＝土地の価格で決まるということになります。
また、空き家買取の相場は、買取をする不動産業者がリフォーム再販を想定した金額で買い取るため、一般的に不動産市場価格の5〜8割と言われています。
築年数の古い空き家で、買取業者が買取る場合は、一般的な不動産市場価格より相場は低くなりますが、建物が立っている土地の利便性や敷地の形状など物件の条件により買取価格も高くなる傾向があります。
神奈川県の空き家の売却相場を知りたい！
ここでは、実際の神奈川県内の空き家の相場を見ていきましょう。
空き家の買取相場は、仲介における取引価格を基に算出されます。
今回は国土交通省の「不動産情報ライブラリ」に基づき、神奈川県内の以下4エリアにおける中古一戸建ての仲介での取引価格をご紹介します（情報は2024年4月時点）。
前述した空き家買取の相場が一般的な市場価格の5割〜8割程度になることをあらかじめおさえたうえで、所有する空き家がどのくらいで買取してもらえそうか参考にしてみてください。
横浜市の空き家売却相場
横浜市の中古一戸建ての仲介での取引価格です。
価格は上記の表の通りで、坪単価にすると約60〜180万ほどとなります。買取の場合はここから更に5〜8割の価格になると言われています。
川崎市の空き家売却相場
川崎市の中古一戸建ての仲介での取引価格です。
価格は上記の表の通りで、坪単価にすると約70〜250万ほどとなります。買取の場合はここから更に5〜8割の価格になると言われています。
横須賀市の空き家売却相場
横須賀市の中古一戸建ての仲介での取引価格です。
価格は上記の表の通りで、坪単価にすると約30〜100万ほどとなります。買取の場合はここから更に5〜8割の価格になると言われています。
湯河原市の空き家売却相場
湯河原市の中古一戸建ての仲介での取引価格です。
価格は上記の表の通りで、坪単価にすると約20〜130万ほどとなります。買取の場合はここから更に5〜8割の価格になると言われています。
神奈川県ですぐに空き家を買取ってもらうには？
すぐに空き家を手放したいと考えている場合に空き家を買取ってもらう方法をご紹介します。
空き家の買取専門業者がおすすめ
空き家を素早く売却したい場合は、空き家の買取専門業者に相談し、買い取ってもらう方法がおすすめです。
空き家買取をおすすめする理由は以下で解説します。
仲介手数料が発生しない
不動産を売却する場合、「仲介業者に依頼する」か「買取業者に買取ってもらう」の2つの方法があります。仲介手数料は、不動産仲介業者による「仲介」で売買が成立した場合に発生する、仲介業者に対する報酬です。
それに対し、不動産買取業者に空き家を買取ってもらう場合は、直接空き家所有者と売買契約を結ぶため、仲介手数料が発生しません。そのため、不動産仲介業者に依頼するよりも、売却の諸費用を抑えることができます。
すぐに現金化ができる
空き家買取は不動産仲介よりも早く現金化することが可能です。不動産仲介の場合は、空き家の買主が決まってから現金化がされる「決済」までに、買主からの申し込み、売買契約の締結、金融機関の審査結果や金消契約の締結などさまざまな手続きが必要になり、約2か月程度かかります。
一方で買取業者の場合は、売買契約を締結したら短期間で決済までの手続きをすすめることができるため、不動産仲介業者に間に入って売買取引をするよりもすぐに現金化をすることができます。
契約不適合責任を負わずに手放せる
「契約不適合責任」とは、不動産売買契約において、売主が引き渡した物件が、売買契約内容と異なる場合に、売主が買主に対して負う責任のことです。事前に瑕疵について買主に伝えずに、売買契約後に瑕疵が分かった場合、売主は買主から損害賠償などを求められる場合もあります。
それに対し、買取業者の場合は、一般個人である売主の契約不適合責任を免除にしてくれるケースが多くあります。そのため、空き家の所有者が売主責任を負わずに不動産を処分することができます。
現況のままでも買取ってもらえる
買取業者が不動産を買取る場合、あらかじめ売却利益や仕入原価を考慮して買取価格を決めています。そのため、空き家の買取後に買取業者の負担で解体する前提で買取ってもらうことができるため、空き家の所有者が解体費用を負担しないケースも多くあります。
不動産仲介業者に間に入ってもらう場合、買主によっては「解体後の更地渡し」を要望される場合もあるため、空き家所有者にとっては、売却費用の負担が多くなります。
不要な家具・家財も無料で処分できる
買取業者の場合は、建物を取り壊すまたはリフォーム再販することを前提で空き家を買い取ります。そのため、空き家にある不要な家具や家財も、取り壊しやリフォームとあわせて処分してくれるケースがあります。
不動産仲介で売却する際は、特別の取り交わしがない場合、買主に空き家を引き渡す日までに売主が残置物をすべて処分することが一般的です。
ただし、空き家買取でも家電リサイクル法に該当する残置物がある場合は、買取業者からリサイクル料金を徴収される可能性があるため注意が必要です。
空き家バンクや賃貸で活用する手もあるが時間がかかる
空き家バンクとは、各自治体が空き家情報を登録し、空き家購入を希望する人と空き家所有者をマッチングさせる制度です。
空き家バンクは、空き家購入を目的に物件を閲覧している買主が多いため、買い手を見つけやすく、補助金制度があるといったメリットがあります。一方のデメリットとしては、自治体が空き家を審査し、買い手を探すため、登録からマッチング・売却まで時間がかかることが挙げられます。また、空き家の状態によっては必ず空き家バンクに登録できるわけではない点もデメリットの一つです。
空き家を所有する方の中には、売却だけでなく、賃貸活用を検討する方も多くいらっしゃいます。空き家を賃貸に出し、入居者が見つかれば定期的な家賃収入を得ることができます。しかし、物件の条件によっては、入居者がなかなか見つからない場合もあり空室のリスクもあります。入居者が見つからず、空室状態の間は、空き家所有者が維持管理しなければなりません。
古民家も買い取ってもらえるのか
「古民家」という言葉に明確な定義はありませんが、一般的には築50年以上の建物を指し、多くの場合は木造一戸建ての住宅です。
古民家は、築年数が古いため、一般的な戸建て住宅よりも売却が難しいといわれることが多いです。その理由としては、まず建物の耐用年数を過ぎていて建物の価値が低い場合が多い点にあります。建物の構造ごとに税制上で資産として使用できる期間が「耐用年数」として決められており、一般的に築年数が経つにつれて価値が下がります。
また、築年が古いと1981年6月1日以降の新耐震基準を満たしていない場合があるのも、売却しにくい理由の1つです。
しかし、こういった古民家であっても土地の立地条件によっては、高値で買取ってもらえる可能性もあります。買取業者の中にも、訳あり物件専門の買取業者もあるため、築年数の古い古民家であっても買取ってもらえる可能性は十分にあるでしょう。
空き家を売却する流れ
ここでは実際に空き家を売却する一般的な流れを解説します。あわせて、売却する際のポイントもおさえておきましょう。
複数の買取業者に査定を依頼する
まず、不動産買取をお願いする不動産会社を選ぶために複数の買取業者に査定を依頼します。
買取業者に査定依頼をする際のポイントは、複数の業者に査定依頼をすることです。買取業者によってもさまざまは価格算出の方法があるため、買取金額に差が生じます。複数の買取業者から査定金額を提示してもらい、ある程度の買取相場を把握するためにも複数の買取業者に査定依頼をしましょう。
査定結果を比較する
複数の買取業者から査定額の回答が来たら、査定金額を比較していきましょう。その際に、自身でも買取金額の目安を決めておくようにしましょう。目安を決めることで、査定結果を比較し、買取業者を決めていく際に、買取業者との交渉もしやすくなり、自分の納得のいく金額で買い取ってもらえる可能性が高くなります。
査定結果を比較したうえで、どの買取業者に買取の依頼をするのかも決めていきます。
買取業者を決めていく際は、買取金額だけでなく、担当者の対応レベル、買取の条件なども見ていき、自身が納得できる買取業者に買取をお願いしましょう。
売買の契約
契約する買取業者を決めたら売買契約を結びます。売買契約を締結する際は、あらかじめ必ず、引き渡しまでのスケジュール、必要書類、家財道具の処分、契約内容の確認をしましょう。
契約内容の確認については、手付金の金額、契約解除の条件などの細やかな部分まで確認したうえで、売買契約を締結してください。売買契約が成立すると、不動産会社から売却価格の5〜10％の手付金が支払われます。
お振込・お引渡し
契約内容に基づき、物件を引き渡し、同時に買取代金が支払われます。契約に基づき、不動産の所有権が売主から買取業者へ移転するため、司法書士立ち会いのもと、書類の受け渡しや手続きを行います。
【手続きと書類の受け渡し】
・必要書類の確認
・書類へのサイン、押印
・残りの売却代金の受け取り
・抵当権抹消登記（住宅ローンが残っている場合）
・鍵や書類の引き渡し
司法書士に依頼する場合は、登記手続き等の報酬を司法書士に支払います。また、決済・引き渡しは主に平日、金融機関で行われます。多くの方はスケジュールの事前調整が必要となるため、土日祝休みの場合はご注意ください。
神奈川県で空き家の買取に強い業者5選
神奈川県には、数多くの空き家買取業者が存在します。しかし、業者によって得意分野や対応エリア、サービス内容などが異なるため、自分に合った業者を選ぶことは容易ではないでしょう。
ここでは、神奈川県で空き家買取に強い業者を5社紹介します。空き家買取を依頼する場合の参考にしてください。
空き家パス（株式会社ウィントランス）
空き家パスは、神奈川県や東京都を含む、全国で現地査定が可能な空き家買取業者です。遠方の空き家でも、所有者が立ち会う必要はありません。
さらに、相続前から専任の司法書士が相続登記をサポートしてくれるので、相続手続きも安心です。
不用品の撤去から空き家の解体まで一貫して依頼することができ、空き家売却の相談から契約・引き渡しまで最短3日で対応できることも強みです。
空き家に関するご相談は、空き家パスにお気軽にご相談ください。数多くの空き家買取実績があるため安心して任せることができます。
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株式会社ラビックス
株式会社ラビックスは、不動産仲介では売却が難しい空き家やゴミ屋敷の買取事業も展開し、売主の契約不適合責任免責で買取をしてくれる、訳あり物件の買取に強い会社です。
株式会社ラビックスでは、早急に売却したい・売却したいけど方法が分からない方向けの売却に関するすべて手続きに関して時間と手間をできる限り減らすことができる「楽々売却プラン」、空き家を売却を近隣に知られたく無いと考える方向けの「シークレットプラン」、その他「通常売却プラン」の3つのプランから選択し、売却の相談をすることができます。
ご自身がどのように空き家売却を進めていきたいかによってプランを選ぶことができるため、安心して売却の依頼をできる会社です。
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空家買う株式会社
空家買う株式会社は、横浜・川崎エリア内の空き家の買取に特化した専門の不動産買取業者です。地域密着型の不動産買取業者であるため、横浜・川崎エリアの相場を熟知しており、スピーディーな査定によって、空き家所有者の希望に近い適正価格で買い取ってもらえる点が特徴です。
そのほか、空家買う株式会社では、空き家の管理サービスを手掛けているところもポイントです。売却までは考えていないものの、自分では空き家の管理ができない場合に頼れる存在となるでしょう。
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リブレ株式会社
不動産の総合ディベロッパーであるリブレ株式会社では、横浜・湘南・川崎・鎌倉エリアにある空き家のほかに、収益不動産や底地・借地物件の買取事業を行っています。不動産業者からの物件購入の実績も多くある、不動産買取のプロフェッショナルです。
不動産の豊富な知識を持った社員が在籍しているため、不動産売却で疑問や不安がある方はお気軽にリブレ株式会社にご相談ください。
リアルティマート株式会社
リアルティマート株式会社は、「藤沢」「辻堂」「茅ヶ崎」などの湘南エリアを中心に不動産購入、売却、賃貸のサポートをしている会社です。
従業者数は少ないですが、湘南エリアを熟知した社員が在籍しており、買取・再販の実績も多いのが特徴です。買取以外にも賃貸サポートも行っているため、空き家の早期売却を決断できずに悩んでいる方は、賃貸も視野に入れてリアルティマート株式会社に相談してもよいでしょう。
リアルティマート株式会社はこちら
神奈川県で不用品回収を依頼できる業者一覧
神奈川県には、不用品回収を依頼できる業者が多数あります。空き家売却と同時に不要品を処分したいと考える方向けに、ここでは、神奈川県で特におすすめする3社を紹介します。
株式会社ネクストサービス
株式会社ネクストサービスは、遺品整理・ゴミ屋敷清掃を行っている業者です。神奈川県内には横須賀支店、湘南支店があり、対応エリアは横浜市を中心に神奈川、東京、千葉、埼玉、山梨の5県全域と幅広いです。
また、ゴミの片付けからハウスクリーニングまでを一手に依頼できる点も、ネクストサービスの強みです。ゴミ屋敷の片づけにかかる費用の見積もりも契約後の追加料金は発生しないので、一度見積もりを依頼してみるとよいでしょう。
また、ホームページでは、現時点の予約状況が確認できるためご自身のスケジュールに合わせて予約を取ることができます。
株式会社ワイツーホーム
株式会社ワイツーホームは、横浜市に拠点を置く遺品整理や不用品回収・買取、ゴミ屋敷の片づけなどに対応している地域密着型の業者です。
徹底したリユースとリサイクルによる安心料金が設定されており、また、遺品整理士認定協会から「優良事業所」の認定を受けている遺品整理士が在籍していることが特徴です。
空き家整理の実績も数多くあるので、一度、空き家売却と合わせて不要品回収について相談してみるとよいでしょう。
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ゴミ屋敷バスター七福神
ゴミ屋敷バスター七副神は、ゴミ屋敷の清掃、汚部屋の片付けや倉庫の片付け、不用品回収、荒れ放題の庭の草刈や剪定も一手に引き受けられる掃除業者・清掃業者です。
一部屋から一軒家まで多くのゴミ屋敷や汚部屋の多種多様な実績があります。一件ごとの要望に沿ったプランを提案してくれることが強みです。
また、ゴミ屋敷バスター七福神では、ゴミ屋敷の片づけから不用品の回収、ハウスクリーニングまでを一度に行う「まるごと清掃サービス」を提供しています。不用品の中に買取可能なものがあれば、清掃費用から値引いてくれる点が特徴です。
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不用品は整理してから売却すべき？
実は、ゴミ屋敷や、築年数が経過して残置物が残っている空き家でも、清掃せずにそのまま売却するのがおすすめです。
例えば、相続をきっかけとして受け継いだ不動産がゴミ屋敷だった場合、清掃費用が数十万円、高額なケースでは数百万円かかることも珍しくありません。
しかし、専門の不動産買取業者に依頼すれば、現状のまま買い取ってもらうことが可能です。
清掃不要の現状買取のメリットは、以下のとおりです。
【現状買取のメリット】
・高額な清掃費用が不要
・売却までの時間を大幅短縮
・周囲への迷惑回避
・相続手続きの負担軽減
また、築年数が古く、物件の状態が悪い場合には相場よりも値下げをしなければ買手が見つからないこともあります。最悪のケースでは、いつまでも売れず、ゴミの撤去費用や清掃費用が無駄になることも考えられます。
ゴミ屋敷の売却は、一般的には難しく、多くの手間や費用がかかります。しかし、専門の不動産買取業者に依頼すれば、ゴミが溢れた状態でも問題なく買い取ってもらうことができます。ゴミ屋敷売却でお困りの方は、ぜひ空き家の買取専門業者にご相談ください。
空き家パス（株式会社ウィントランス）なら片付け不要で買取！
相続した空き家、こんなお悩みありませんか？
「不用品が多くて片付けが大変」
「建物が古く、売却に時間がかかりそう」
「以前、他社で断られたことがある」
空き家パスなら、そんなお悩みも解決できます。
不用品はそのままでOKです。豊富な経験とノウハウで、不用品の片付けもおまかせください。スピーディーな買取査定・買取には自信があります。長年の放置物件、大量の不用品がある物件、老朽化物件、他社で断られた物件でも迅速に対応します。
また、これまでの実績とノウハウから、お客様のご希望やご事情に合わせて、最適な売却プランを提案し、面倒な手続きもすべて代行しますので、ご安心ください。
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